特長
・配信者側の360度カメラで撮影する全天球映像を、遠隔地にいる閲覧者にリアルタイムに共有しつつ、配信者・視聴者間の音声通話を実現。配信者がいる“空間”を共有しながらの会話が可能。圧倒的な情報量による臨場感がある。 ・視聴者は URL のみで Web ブラウザで閲覧 ・視聴者は、配信者から送られてくる360度映像の好きなところを好きなように見回せる(複数人でも同時に視聴) ・遅延時間を1秒以下に抑えることで、双方向でのコミュニケーションが可能(通常5〜30秒、Nossa360 で0.3秒) ・安価で小型のカメラを使うため、配信者は、配信者自身の意思や視聴者からの要望に応じて自由に移動可能
従来のビデオ会議との違い
-
映像の種類
-
空間の把握
-
視聴できる映像
-
複数人での視聴
構成
- 配信者側:ハードウェア
-
- 〇カメラにNossa360アプリケーションを組み合わせ ・株式会社リコー製 RICOH THETA V、THETA Z1、 THETA Z1 51GB ・カメラを中心とした全方位の情報が記録された空間 丸ごとの映像で、複数の魚眼レンズがついた360度カメラで撮影。 ・カメラ単体で配信可、屋外配信や移動配信が容易 ・映像の視聴時、視聴者が見たい方向を見ることが可能。 ・画面部分を指やマウスで上下左右ドラッグ、スマホを傾け可能。
- 送信者側:ソフトウェア(システム)
-
- ・ネットワーク環境:10Mbps程度 ・屋外なら5G環境下が理想
FAQ
技術
-
Q
カメラの主要な情報を教えてください
Aメモリ :19GB、外部取付変換不可 充電ポート:V(microUSB/USB2.0/MIC端子) Z1(USB Type-C) 画質(画素):V(1200万)Z1(2000万) 静止画の解像度:V(5376×2688) Z1(6720×3360=JPEG)、(7296×3648=RAW) 動画の性能:4K 3840×1920、2K 1920×960 画像の確認:本体では不可、専用アプリでWi-FiかBluetooth経由で読み込み バッテリ:内部リチウム電池のみ、外部取付変換不可(2時間程度)
-
Q
モードは何種類ありますか
A2種類あります。 ・閲覧専用モード(360度カメラの映像・音声を一方向で配信。閲覧者がPCをご利用の場合、ZoomやTeamsとの併用可能) ・双方向通信モード(各参加者の顔を配信、音声でのやりとりが可能)
-
Q
モードの解像度はいくらですか
Aそれぞれ、2K・4Kございます
-
Q
配信時、360度カメラをPCなどに接続する必要がありますか
A接続不要です。360度カメラ単体で配信が可能です。よって、屋外からの配信や、移動しながらの配信も容易です。
-
Q
ライブ配信との違いは何ですか
A映像の伝送時に発生する遅延です。ライブ配信は、映像の伝送に数秒以上のタイムラグが発生するため。双方向でのコミュニケーションには適していません。一方、Nossa360のシステムは、遅延時間を1秒以内に抑えることで、円滑な双方向でのコミュニケーションを可能にします。
-
Q
複数人の接続は最大何名ですか
A双方向で10端末程度、一方向で100端末程度です(基本プランでは5端末まで、それ以上は都度お見積) ※システム上の接続上限は、配信環境や端末のスペックによるもので、あくまでも目安です。よって、双方向で11端末接続が不可能でもありません。 契約上、接続数の上限だけ決め、その上限範囲内で双方向か一方向で接続するか、内訳はお客様が自由に決められる運用になります。 そのため、ご契約時に双方向か一方向を選ぶわけではありません。また、双方向での参加者と、一方向での参加者が混在は可能です
-
Q
送信側はカメラ単体で問題ないですか
A単体で使えます。双方向で会話する場合はスマホ等を利用することを推奨しています。
-
Q
録画機能はありますか
Aオプションとして、360度映像としての録画が可能です。保管は200GBまでです。
遅延
-
Q
カメラ~デバイス(Wifiルータ)間の遅延はどの程度ですか
A4G環境で片道の遅延が0.3秒程度になります。
構築
-
Q
オンプレミスでの構築は可能ですか
A可能です。しかしながら、通常は既存クラウドサービスを利用するため、オンプレミスの場合、別途サーバーの用意や保守が必要となります。
導入の効果
-
Q
導入すれば何が期待できますか
A・移動にかかるコスト(時間・金銭・身体的負担)の削減 ・遠隔での現場管理・距離を超えた情報共有による、場所にとらわれない新しい働き方の確立 ・感染症リスクを回避しながらの、新たなお客様との接触機会の増加