特長
・Broadcom63138チップセット ・G.fast及び新しいVDSL2 35b(E=VDSL2)プロファイルのサポート ・VDSL2およびADLS2+ボンディングに加え、VDSL2及びADSL2+テストの下位互換性 ・G.fast及びVDSL2でベクタリングがサポート ・106MhzまでのQLN./bin(静かなラインノイズ)とHlog/bin(減衰)とSNR/bin(信号対ノイズ比)を表示 ・WANおよびLANポートでのGigE接続をサポート ・ワイヤレスモバイルアプリケーションのサポート
測定画面
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メタル回線の障害位置測定
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スピード試験
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静電容量
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PASS/FAIL
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アプリケーション
G.fast
- 概要
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- ①既存のメタルケーブルを使用し、高速通信が可能となる通信規格。 ②ファイバ終端点と加入者端末間を最大伝送速度1Gbit/sで通信が可能となる。 ③上り・下りの伝送速度 ・線路長100m未満:500~1000Mbit/s ・線路長200m時 :200Mbit/s ・線路長250m時 :50Mbit/s ④アクセス環境での適用 ・FTTC:光ファイバを建物の手前まで引きONUで電気信号へ変換後、屋内にメタルケーブルのネットワークを構築。 ・FTTdp:局舎からDPU装置(局側設備装置)まで光ファイバで伝送し、DPU装置からユーザまでの区間をメタルケーブルで伝送。
- 技術仕様
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- ・周波数範囲:2~212MHzの帯域を使用。 ・変調方式:OFDM方式を使用。(DSLと同様。) ・ベクタリング方式:遠端漏話による干渉を軽減するための技術。 ・多重化方式:上り・下りともにTDD方式を採用。(VDSL2ではFDD方式を使用)
FAQ
最新事情
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Q
欧米各国の主要キャリアの動向
A・BTグループ(イギリス) ・DPU装置(局側設備装置)のキャビネットへの配置検討。 (加入者装置まで500m程。) ・DPU装置の電柱への配置を検討。 ・Swisscom(スイス):DPU装置をマンホールに配置。 (加入者装置まで150m程。) ・BellCanada(カナダ):集合住宅の地下室や壁掛けとしてDPU装置の配置を検討。