原田産業 
通信・鉄道インフラ向けサイト

AIFチーム

特長

●モジュール設計、最大28ギガビットイーサネット(GbE)ポート対応 ●時刻同期: IEEE 1588v2 PTP、IEEE C37.238-2017(電力)、IEC/IEEE 61850-9-3(電力プロファイル) ●並列冗長プロトコル (PRP)、高可用性シームレス冗長性 (HSR) ネットワーク冗長プロトコルLACP、スパニングツリーSTP/RSTP/MSTP ●高度なVLAN操作: IEEE 802.1ad(QinQ)、VLANタグの追加/削除/置換 ●プライベートVLAN、ポートベース/タグベース/プロトコルベースVLAN ●マルチキャストサポート: IGMP v1/v2/v3、プロキシ・スヌーピング ●セキュリティ: IEEE 802.1X 【1X認証】 ●QoS: SPQ、WRR 、SPQ+WRR ●優先度設定: GOOSE、SV、PTPv2フレーム ●ポリシーベースのトラフィック制御エンジンにより、拒否、許可、 キューマッピング、レート制限、ミラー ●CoS: 特定のレイヤ2/レイヤ3/レイヤ4パターンの組み合わせに限る ●二重独立冗長電源設計 ●操作温度:-40℃~+85℃ (IEC 61850-3適合) ●認証:IEC 61850-3 (Edit2.0, 2013-12)/IEEE 1613 Class2 ●ファンレス設計

参考

  • 外形図面(mm)

  • 電源設計

  • モジュール選択

MOVIE

関連動画

仕様

型番
  • IMP-PT800:L3スイッチングハブ IMP-PT500:L2スイッチングハブ
外寸(mm)最大
  • 435 (W) x 44 (H) x 390 (D)
重量(㎏)最大
  • 8.1
設置オプション
  • 19インチラックマウント
防水保護構造・保護等級
  • IP30
アラーム
  • リレー出力: 無電圧接点リレー出力 最大 30VDC/ 1A (+/- 10%);125VDC/125VAC/0.24A (+/- 10%) アラーム表示: アラームLED、アラームリレー、SNMPトラップを有効にする設定可能なアラームプロファイル
イーサネットポート(RJ45)
  • 速度: 10/100/1000 Mbps MDI/MDIX 自動クロスオーバー ストレート/クロスワイヤー対応 自動ネゴシエーション: 10/100/1000 Mbps速度 自動ネゴシエーション:フル・ハーフデュプレックス
SFPポート(装着可)
  • 対応ポート種類: ギガビットファイバ―マルチモード、ファイバーシングルモード、ファイバーロングホールシングルモード100/1000BaseF (SX/LX/LH) ファイバーポートコネクタ: LC (ファイ用一般)※モジュールにより変更
ネットワーク冗長
  • 高速フェイルオーバー防御リング: ・IEC 62439-3 Clause 4 パラレル冗長プロトコル (PRP) ・IEC 62439-3 Clause 5 High-availability Seamless Redundancy (HSR) スパニングツリープロトコル: ・IEEE 802.1D STP, IEEE 802.1w RSTP, IEEE 802.1s MSTP ・リング防御、復帰時間< 20ms ・BPDUフォーウェーディング・フィルタリング ポートトランク: IEEE 802.3ad LAG、スタティックまたはダイナミック via LACP
ブリッジ、VLANs
  • フロー制御: IEEE 802.3x(全二重)・バックプレッシャー(半二重) 最大VLAN数: 2048 VLANの種類: ポートベースVLAN、IEEE 802.1QタグベースVLAN、IEEE 802.1vプロトコルベース、VLAN、IEEE 802.1adダブルタグ(Q in Q)、プライベートVLAN VLANの操作: VLANタグの追加/削除/交換 MVR (マルチキャスト VLAN 登録) : あり
プロトコル
  • マルチキャストプロトコル: -IGMP v1、v2、v3、最大512マルチキャストグループ -IGMPスヌーピングおよびクエリ、即時離脱・離脱プロキシ ディスカバリープロトコル: IEEE 802.1ab リンクレイヤーディスカバリープロトコル(LLDP) PTP 高精度時間プロトコル: IEEE 1588v2 PTP 高精度時間プロトコル、IEEE C37.238 電力プロファイル
トラフィックマネージメントエンジン&QoS
  • ポリシーベースのアクセス制御エンジン: ーポリシー/プロファイルベースのアクセス制御リスト (ACL) ーマルチレイヤACLサポート; ー固定レイヤ2/3/4フィールドの柔軟な組み合わせ: - VLAN ID、送信元/宛先MACアドレス、EtherType - 送信元/宛先IPアドレス、IPプロトコル番号 - UDPまたはTCP、TCP/UDPの送信元/宛先ポート番号 - DSCPまたはToS値 ールールごとのアクション 拒否、許可、キューマッピング、レト制限、ミラー、CoSリマーク  スイッチあたりの最大プロファイル数:10  1プロファイルあたりの最大ルール数 16 ポートあたりのキュー数:8 スケジューリング方式:SPQ、WRR、SPQ + WRR トラフィック・シェーパ:ポート単位、キュー単位で階層的な帯域管理機能付きシェーピング&スケジューリング 管理 トラフィック・ポリサー:1K bps単位でのIngressレート制限 TrTCM(2レート3カラーマーカー)ポリサーエンジン IEC 61850メッセージ&タイプ:QoS(サービス品質) GOOSE、SV、PTPv2フレームの優先度設定
ユーザーマネージメントインターフェイス
  • コンソールポート:シスコライクCLI (コマンドラインインターフェイス); Telnet (5 セッション) WEB-ベースマネージメント (HTTP/HTTPs) SNMP v1, v2c, v3
IEC 61850 通信
  • IEC 61850-90-4 MMS ブリッジモデリング (サーバー及びクライアント) IEC 61850 パブリッシングとサブスクライブ GOOSE/SV メッセージ送信 IEC 61850パブリッシングとサブスクライブのためのマルチキャスト・フィルタリング管理 GOOSEメッセージ
アップグレード&リストア
  • FTPによる設定の入出力、FTPによるファームウェアアップグレード USB設定バックアップ/リストア、ファームウェアアップグレード
診断
  • ・シスログ ・ポートベースミラーリング、ポリシーベースストリームミラーリング ・イーサネットケーブル&SFP接続診断、ポート使用率
SNTP
セキュリティ
  • ポートセキュリティ: IP ・MACベースのアクセス制御:ポリシーベースのアクセス制御 IEEE 802.1X認証 ネットワークアクセスコントロール IEEE 802.1X用RADIUSクライアント ストーム・制御 マルチキャスト/ブロードキャスト/フラッディング・ストーム制御(ポート単位、VLAN単位)
L3ルーティング(IMP-PT800のみ)
  • スタティックルーティング、RIPv1/RIPv2、OSPF、DVMRP、PIM-DM (要望次第) VRRP
電源
  • 入力電源オプション: AC/DC 二重独立冗長電源 入力電圧(範囲): 110-250VDC (88-300VDC)、 100-240VAC (85/264 VAC)、50Hz-60Hz 24-48VDC (18-72VDC)
消費電力
  • 56W@85VAC (最大) 53W@18VDC (最大)
表示
  • 電源状態表示:電源入力状態を表示 イーサネットポート表示:リンク・速度 ネットワーク防御表示:防御しているネットワークの状態 モジュールサービス表示:モジュールの状態 前後パネル表示:システム状態の前後パネル表示、イーサネットポート状態、アラーム状態、電源状態
動作温度
  • -40~+85℃ (IEC 61850-3)
保管温度
  • -40~+85℃
相対湿度(結露無し)
  • 5~95% RH
衝撃・振動・落下
  • IEC60068-2-6 振動 IEC60068-2-27 衝撃 IEC60068-2-31 落下
適合
  • UL; CE/FCC; EN 50121-4; IEC 61850-3; IEEE 1613;
EMI
  • 放射(輻射)ノイズ: CISPR 22, EN55032 Class A
EMS
  • 伝導ノイズ:EN55032 Class A IEC 61000-4-2 ESD IEC 61000-4-3 RS IEC 61000-4-4 EFT IEC 61000-4-5 Surge IEC 61000-4-6 CS IEC 61000-4-8 PFMF
RoHS・WEEE
  • RoHS (Pb free)・WEEE適合
平均故障間隔
  • > 400,000時間

FAQ

一般

  • Q

    スイッチでL2とL3の違いは何ですか

    A

    L2とL3スイッチの違いは以下の通りです ・動作レイヤー:L2(データリンク層=2層)         L3(ネットワーク層=3層) ・データ転送方法:L2(MACアドレスを基に転送)          L3(IPアドレスを基に転送) ・ルーティング機能:L2(なし)           L3(あり) ・ネットワーク間通信:L2( ×)            L3(〇) ・管理の難易度:L2(比較的簡単)         L3(複雑)

技術

  • Q

    REDBOXの機能とPTPのIEEE C37.238-2017の機能を同時に利用可能か

    A

    利用可能です

  • Q

    TLV機能は何ですか

    A

    TLVとはType-Length-Valueを意味します。TLV形式は、データ構造を伝達するための一般的なフォーマットになります。IEEE 1588v2 PTP (Precision Time Protocol) やその拡張規格である IEC/IEEE 61850-9-3 や C37.238-2017 で、この TLV 形式が使用され、電力ネットワークの時間同期に役立っています。具体的な使用用途は次の通りです。 ・クロック間の通信: C37.238-2017 PTP 拡張規格では、「IEEE_C37_238」という TLV が "Announce" メッセージに組み込まれ、マスタークロック (grand master clock) とスレーブクロック (slave clock) の間で重要な同期情報を伝達します。 ・全体的な時間の不正確さを含む: TLV 形式は、総合的な時間の不正確さ (total time inaccuracy) を伝達するために使用されます。これには GMCのIDと、同期チェーン全体の累積不正確さが含まれています。スレーブクロックにとって、同期経路全体の不正確さを把握することが重要です。 ・精度誤差の増分を伝達: 時間同期の過程で、バンダリ―クロックは上流の親クロックから時間の不正確さを受け取り、自分の誤差を TLV に追加し、それを次のクロックに送信します。この累積方式によって、最終的にスレーブクロックが同期チェーン全体の総合的な誤差を知ることができます。 TLV 形式は、これらの同期パラメータを効率的に構造化し、PTP メッセージが正確かつ効果的に時間同期情報を伝達できるようにしています。

  • Q

    IEEE C37.238-2017のTLV機能に対応しているか

    A

    対応しています

冗長

  • Q

    PRPとは何ですか

    A

    グリッド・インフラストラクチャ向けに採用が進んでいる2つのプロトコルとして、HSR(High-Availability Seamless Redundancy)とPRP(Parallel Redundancy Protocol)があります。 PTP(Precision Time Protocol)とともに使用することで、これらの冗長性プロトコルはデータ・パケットにタイムスタンプを設定できます。 PRP(Parallel Redundancy Protocol)はIEC 62439で標準化されたもので、デュアルポートの全二重Ethernet通信をサポートします。このプロトコルは、GOOSEやSVなど上位レイヤのアプリケーションプロトコルから参照できるMACレイヤインターフェースの下で、冗長化パケット処理の2つのストリームを提供します。一般に、Ethernet接続は異なるEthernetスイッチを経由し、スター型配線のネットワークトポロジを想定しています。

  • Q

    HSRとは何ですか

    A

    グリッド・インフラストラクチャ向けに採用が進んでいる2つのプロトコルとして、HSR(High-Availability Seamless Redundancy)とPRP(Parallel Redundancy Protocol)があります。 PTP(Precision Time Protocol)とともに使用することで、これらの冗長性プロトコルはデータ・パケットにタイムスタンプを設定できます。 HSR(High Availability Seamless Redundancy=高可用性シームレス冗長化) 製品 リング構成による可用性保証のシームレスな冗長化を実現します。 (標準規格IEC 62439-3 Clause 5)フェールオーバー(故障→正常ルートへの切替)もメッセージロス無しで、ユーザー機器側には何事も起きなかったように動作します。

  • Q

    Red Boxとは何ですか

    A

    正式には、Redundancy Boxと呼ばれます。PRP/HSR機能により冗長ネットワークの構成や、周辺装置をHSRリング構成に参加させることができる装置です。

サプライヤ

  • Q

    製造元はどこですか

    A

    台湾TAILYN Technologies社(台林電通股份有限公司)になります。 1980年創業以来、同社は製品開発、費用対効果の高い製造、製品の持続可能性、および製造後のサポートのためのトータルソリューションをお客様にご提供しています。 1994年 ISO9002認証取得 1998年 ISO9001認証取得、TPEx市場に上場 2001年 TL9000認証取得 2002年 ISO14001、OHSAS18001 認証取得 2006年 QC080000認証取得 2010年 品質システムにシックスシグマ実行を導入 2013年 社名を「Tailyn Technologies, Inc.」に変更 2015年 TS16949認証取得