原田産業 
通信・鉄道インフラ向けサイト

AIFチーム

■オプティカルマルチメータ

  • Q

    Optical Xplorerとは何ですか

    A

    Optical Xplorer:OX1は、業界初のオプティカルマルチメータ(OFM)です。この新しいカテゴリは、エンジニアが通常使用するマルチメータと比較できます。OX1は、パワー、挿入損失(IL)、反射減衰量(ORL)、および長さを測定することにより、光リンクを検証するマルチメータです。リンクに問題がある場合は、高いレベルで自動的に障害を検出して識別します。

  • Q

    OX1は通常のパワーメータやVFLよりも優れていますか

    A

    はい、優れています。マルチメータとして、OX1は障害を正確に検出できるパワーメータを備えています。VFLや光源・パワーメータは問題検出に優れたツールですが、正確に特定して診断することが出来なく、時に試行錯誤が必要です。トラブルシューティング中に、パワーメータは電力を測定できますが、リファレンスとなる電源がないと損失測定が出来ません。OX1は、長さ・挿入損失・ORLを一度に測定するため、通常のパワーメータが関わる面倒なリファレンスの必要がなくなります。

  • Q

    OX1は故障発見器または故障探知器ですか

    A

    いいえ、これは、リンク全体の検証(長さ、IL、ORLの測定)の通常のプロセス中に障害を検出できるスーパーパワーメータです。障害ロケータは、常にリンクのILとORLを測定するわけではありません。障害ロケータは、1.5dBの壊滅的な現象か破損のみを検出します。目的は、実際に断線があることが判明している時に、断線までの距離を見つけることです。また、距離精度はそれほど正確ではありません(10 kmのファイバの場合、+/- 100 m)。OX1は、0.3 dBのスプライス、0.5 dBのコネクタ、およびマクロベンドなどの一般的な障害を検出できます。また、標準的なリンクに対して+/- 1.5 mの精度を備えたこのツールは、トラブルシューティングに非常に効率的です。 エンジニアは、試験中のリンクに障害があることを知っている場合にのみ障害ロケータを使用します。OX1は、リンクを検証し、長さ、ILおよびORLを測定します。障害が発生した場合、エンジニアによる追加アクションなしで、スプライス障害も見つけて識別します。また、パワーチェッカと電源ソースも備えており、複数のデバイスを携帯する必要がありません。

  • Q

    OX1は安価なOTDRでしょうか

    A

    いいえ、OX1は、OTDRまたはiOLMと同じ目的には使用できません。 OX1は、障害を特定し、リンク全体を検証できますが、ファイバリンクを特徴付けることも、SORトレースや、OTDRから期待されるその他の通常のパラメータを提供することもありません。 ・ダイナミックレンジの指定なし ・パルス調整なし ・受入試験なし(SORトレースがないため)。 ・OTDR表示ではない(GUI、ユーザーエクスペリエンス) ・パラメータが少なく、テスト構成がない ・データ抽出なし(単一測定のPDF共有のみ) ・OTDRを使用するためには、必要とする専門知識が非常に多い 通常のOTDRのように特徴付けるのではなく、トラブルシューティングするという独自の目的でOX1は開発されました。障害の検出と特定を容易にするために、すべての検出可能な要素を表示しました。

  • Q

    OX1を購入しても、OTDRは必要ですか

    A

    はい。OTDRまたはiOLMは、リンクの受け入れ、完全なエンドツーエンドの特性評価、およびたとえば建設段階中の実行証明書の発行に必要です。問題がセントラルオフィスとスプリッタ間にある場合のスプリッタを介した試験など、Tier-2トラブルシューティングの複雑な事例にも必要になります。 一方、OX1を使用すると、最前線のエンジニアは、主に敷設、保守、修理中に、リンクを確認し、その場で軽微な問題をトラブルシューティングできます。

  • Q

    OX1の革新的な点は何ですか

    A

    EXFO社はオプティカルマルチメータのカテゴリを創造し、再び革新を起こし、現在3つの特許出願中の技術革新を所有しています。これらはすべて、OX1に含まれています。革新的な側面は次のとおりです。 A.特許出願中:5つ星評価(EXFO Advisor)で、超高速のシングルエンドファイバ状態確認 B.特許申請中:Fault Xplorer機能は、ファイバを特徴付けるのではなく、ファイバを探索し、5秒未満の障害を検出し、簡単かつ高速なリンク状態検証と障害識別(最大40 km)をすべて一度に実行します。 C.特許申請中:Click-Out Optical Connectors™は技術者が現場で修理できるように支援します–輸送の問題やダウンタイムを回避します。

  • Q

    5つ星評価(EXFO Advisor)は何ですか

    A

    EXFO Advisor™は5つ星の評価を使って、リンクを評価します。これは、EXFOの光ファイバに関する深い専門知識と業界のベストプラクティスに関する知識によって可能になった革新です。 リンクの個々の要素が検査に合格しても、リンクが業界のベストプラクティスに従って構築されたかは、保証されません(例:正常なコネクタを10個備えた5 kmのリンクは、閾値に基づいて合格診断を得られますが、これだけ不十分な構造であれば、次世代ネットワークとしては最適とはいえません)。 EXFO Advisorは、リンクがいかに効率的かつ堅牢に構築されているかを示します EXFO Advisorの5つ星スケールは、合格/不合格の診断ではなく、代用でもありません。エンジニアが特定の閾値を適用する必要がある場合、OX1は合格/不合格モードでも使用できます。合否判定は定量的で、事前設定された閾値に関連していますが、5つ星の評価は定性的な評価です。 ILとORLの合計値にのみ適用されます。リンクには、1つまたは2つのわずかに故障したコネクタのある高定格と、わずかに合格したコネクタの多い低定格があります。評価は、リンクの堅牢性とアップグレードの準備状況を示します。次のことを知らない技術者にとって、EXFO Advisorは便利です

    •リンクの適切なILおよびORL制限 •閾値値を設定方法

    •閾値

    •9.2 dBの損失があるリンクが良いか悪いか

    •37 dB ORLのリンクが良いか悪いか

    初心者の技術者にとって、星による評価は理解しやすいものです。15 kmリンクのORL:37dBは、良い場合も悪い場合もあります。 250mリンクでの同じ測定はよくありません。ほとんどのエンジニアはこの評価を難しいと感じるでしょう。これを分類できるのは、OTDRを持つエキスパートだけです。EXFO Advisorはそれが可能です。 *比喩的に、ホテルの評価と比較できます。ホテルの評価は、ホテルが所有するレストランの数などの設定基準に基づいています。 2つ星ホテルを選択すると、ニーズは満たされますが、品質は低くなります。同様に、ネットワークの場合、総損失が損失バジェットを下回る場合は2つ星のリンクで十分ですが、最大限の信頼性は期待できません。

  • Q

    5つ星評価で表示される各★の意味

    A

    リンク評価に使用される主な基準を説明しています。

    5: リンクロス および/または 光リターンロス の状態は、当該長さのリンクに対する一般的な期待を超えています。リンクは業界のベストプラクティスと比較して適切に設計されています。

    4 ~4.5: リンクの状態は、当該長さのリンクに対する典型的な損失やORLの期待を満たします。リンクは、業界のベストプラクティスと比較して適切に設計されており、障害のある要素が含まれることはほとんどありません。

    3 ~3.5: リンク上のイベントによっては、最適でない損失または反射が発生する場合があります。および/または、リンクには、その長さに対して多数の接続が含まれています。

    3未満:リンク上のいくつかのイベントが最適でない損失または反射を引き起こしている可能性が非常に高いです。および/または、リンクの設計が不十分で(フィールドの制約が原因である場合があります)、含まれているイベントの数が多すぎて、その長さの損失または反射を引き起こしています。

  • Q

    Fault Xplorer機能はiOLM試験とどのように違いますか

    A

    Fault Xplorer機能は、疑わしい現象を追跡する際、5秒未満で合否(IL、ORL、および長さ)を確認します。リンクに障害がない場合、試験は非常に高速になります。これは、EXFO社のOTDRに搭載されるiOLMテストとは大きく異なります。障害の場合、OX1は自動的に追加の試験時間を割り当てて、問題(位置、損失、反射率、現象の種類)を正確に診断します。 Fault Xplorer機能は、潜在的な障害を追跡するだけで、すべての側面を特徴付ける時間を無駄にしません。

  • Q

    コネクタの推奨交換頻度はどのくらいですか

    A

    メーカー推奨はございません。必要時に確実に交換するために、本体のコネクタ診断機能があります。操作ガイドを起動し、コネクタの品質をチェックして評価します。 ※)本体が定期校正で工場に戻ると、状態が悪いため、コネクタは95%交換になります。必要性を予見し、クリックアウトコネクタを事前に購入するチャンスです。

  • Q

    光ファイバのIOR(群屈折率)は変更可能ですか

    A

    可能です。設定画面から変更できます。

■メタルケーブル障害位置測定

  • Q

    推奨する測定手順は何ですか

    A

    ①回線試験:メガー(絶縁抵抗測定) その結果を元に②TDRかRFLを選択して進みます (A)線間(L1-L2)の絶縁抵抗値が1MΩ以下の場合   ⇒混線(ショート):TDRかRFLで故障点を確認 (※値が0Ωに近いならTDRで確認可) (B)対地間(L1-G/L2-G)の絶縁抵抗値が1MΩ以下の場合   ⇒ 地気(地絡):RFLで故障点を確認 (C)全部○の場合 ⇒測定対象の前提が故障品、何か問題があると考える

  • Q

    通常の1本法、2本法の注意点はありますか

    A

    絶縁抵抗が20MΩ以上の場合は測定できませんので、メガーで十分悪い線を探索する必要があります。測定があたかも完了したかのような画面になっていても、画面右下に「不良が発見されませんでした」のようなコメントが出ている場合があり、その場合は表示されている箇所の距離は正確ではありません。

  • Q

    ケーブルセッティングの方法を教えてください

    A

    ①ケーブルID:番号を入力

    ②ケーブルネーム:ケーブルの名前を入力

    ③ケーブルゲージ:ケーブルの径を選択、これは測定結果に影響を与えません。

    ④ケーブルフィル:ケーブル内部の絶縁体の種類

    ⑤キャパシタンスT-R:ケーブルのペア間の相互キャパシタンスを入力。通常52nF/kmの±4に設定されていることが多いです。

    ⑥キャパシタンスT/R to G:ケーブルメーカーは発表していません。重要なのはT-G,R-Gのキャパシタンスのバランスが取れていることです。

    ⑦ レジスタンス:キャパシタンスと違いケーブルゲージにより差が出ます。Kmあたりの抵抗。 ※これはループ抵抗を入力するため、往復分の抵抗を入力する必要あり。0.9mmだと58くらいになります。

    ⑧ アッテネーション@300kHz:300kHzの信号を送った際のkmあたりの減衰量を入力。メーカーに値を確認します。

    ⑨ヴェロシティオブプロパゲーション:伝播速度率を入力。 ⑩温度:ケーブル自体の温度を入力

  • Q

    TDRの画面で出てくるゲインとは何ですか

    A

    表示画面を調整する数値です。画面をより大きくみたい場合、数値を大きくしてください。

【測定の注意点】

  • Q

    ガスダムで測定できますか

    A

    ケーブル保全のために設けられているガスダムが存在すると、その先の断線/混線は測定できません。TDR測定を行うと、ガスダムの位置に断線と同じような波形(上向き波形)が表示されます。

  • Q

    ロードコイル(装荷車輪)が存在する場合でも測定できますか

    A

    ロードコイルがあるとその先の断線/混戦は測定できません。TDR測定を行うと、ロードコイルの位置に断線と同じような波形(上向き波形)が表示されます。

    ■ロードコイルの存在
    30km超の線路ではロードコイルが設置されており、これは静電容量を減少させるために設置されています。距離が長くなると、静電容量は大きくなりすぎてしまい、遠端漏話が起こりやすくなるためその対策です。

  • Q

    線径

    A

    0.9mmはAWG19を選択して測定します

【TDR】

  • Q

    100Ω以下の絶縁不良はTDRで確認できますか

    A

    可能です。1000kΩでも短絡的に反応することがありますが、変化は微妙です。(実践による観測) 100Ωだと結構大きく、下向きの波形が表示されます。(実践による観測)。終端にデバイスがある場合、表示がおかしくなる場合があります。

  • Q

    断線しているはずですが、断線点がTDRで見つかりません

    A

    ・どこで測定しているか 局内から試験している場合、地下にはガスダムがあるためTDRの試験はできません。 ・反射が多い場合、波形がいくつも出てくるため、断線を特定できないことがあります。 ・そもそも断線でない可能性を疑う場合。 絶縁の試験はしたか、L1、L2が絶縁不良ではなかったか、確認をお願いします

  • Q

    Fault Mapperはガスダムを越えることができますか

    A

    Fault Mapperもガスダムを越えることはできません。

  • Q

    TDRで測定された点がずれています

    A

    伝播速度率が正しく設定されていない可能性があります。

  • Q

    直径9mmなど、太い電力ケーブルで故障点を見つけられますか

    A

    TDR伝播速度率設定が合っている必要があります。RFLなら、抵抗設定が合っている必要があります。MAX-610シリーズは通信線用に作られているため、太いケーブル用の初期ケーブル設定がありません。

  • Q

    ダイナテルの断線箇所測定と同じことはできますか

    A

    同じ仕様ではありませんが、静電容量試験で可能です。これは、静電容量からメタル線の長さを推定する方式です。

  • Q

    クロストークTDRはどのような機能ですか

    A

    クロストークTDRは、ペア1でTDR信号を送信し、ペア2で反射を測定します。通常、スプライス障害を見つけるために使用されます。ペア1とペア2の4ポートを使用します。

【RFL】

  • Q

    測定範囲はどれくらいですか

    A

    保証範囲は20MΩまでです。実際は約50MΩまで測定可能です。

  • Q

    通常の抵抗値の精度(20MΩまで)はいくらですか

    A

    誤差=±【0.1Ω+1% ×(ストラップまでの抵抗)】. 1MΩでも20MΩでも大きな変化はないと聞いております

  • Q

    距離数値の精度

    A

    基本的に測定数値・ケーブルの種類で使われる抵抗/km・使用温度に依存しています。これらが正確でないと、距離の数値も正確になりません。

  • Q

    絶縁不良個所と思われる場所が見つかりません

    A

    ・ケーブルの設定(線種、温度、長さ)を正しく入力しているか、再度確認してください。

    ・サプライヤが指定している良線/不良線の条件をクリアしているか、再度確認してください。

    ・通常の1本法、2本法の使用条件 良線の絶縁抵抗>不良線の絶縁抵抗の1000倍であること。

  • Q

    RFLの結果表示

    A

    抵抗値=不良点での不良の大きさ、電圧値=不良箇所で測定された電圧を表示しております。(電圧値が検出されている場合、湿気や水分の存在か外部電源の影響を受けています。電池が外れていても、交換機に接続されている場合、-48Vが観測される場合があります。)

  • Q

    線種(ケーブル径)が一種類である場合

    A

    初期設定で線種さえ選んでいれば、終端までの距離を入力する必要はありません。測定結果の全長が実際の全長と異なる場合は、故障点までの距離を全長に対する比率で求めます。

  • Q

    線種が複数である場合

    A

    必ず正確な長さをそれぞれ入力してください。設定が適当だと、距離は大幅にぶれ、実質的に効果のない測定結果しか得られません。

  • Q

    回線内に分岐がある場合の表示

    A

    被測定中の本線内(ループ)にではなく、分岐側内に絶縁不良箇所がある場合、その分岐が被測定中の本線から伸びている地点(=接続点)の距離に不良が存在するという測定結果になります。

  • Q

    2ワイヤー法と4ワイヤー法の使用方法:4ワイヤーでは、良線は不良線と同じ距離/同じ方向でなくても測定できますか

    A

    <2ワイヤー法>

    ・対地間絶縁故障の障害を検出できる

    ・測定確度が低い

    ・使用する良線は、故障線の対の相手であること

    ・良縁対が確保できない場合に使用する。

    <4ワイヤー法>

    ・線間の絶縁故障、対地間絶縁故障、クロス、バッテリークロスの障害を検出できる

    ・測定確度が高い

    ・使用する良線対は、故障線とは別のルートや心線径でも良い <良線が確保できない場合>

    ・同一ケーブル内に空き回線がなくて、良線が確保できない場合は、他のルートのケーブルを良線として使用できる – 4ワイヤー法のみ測定可能

    ・同一ケーブル内の全てが絶縁不良となっていて、良線が確保できない場合は、軽度の絶縁不良の回線(対線)を良線として使用できる。

    – 使用する良線の絶縁抵抗が、被測定回線の200倍以上であることが必要 (例)被測定線の絶縁抵抗が1kΩの場合、良線は200kΩ以上

  • Q

    K-TESTの使用条件

    A

    ①不良線の絶縁抵抗1>不良線の絶縁抵抗2の2倍

    ②不良線の絶縁抵抗1+不良線の絶縁抵抗2>ループ抵抗の100倍

  • Q

    K-TestモードでSC(L1-L2のショート)の場合でも測定できますか

    A

    SC障害は、測定できません。2本の導体が同一箇所で共にグランド(アース)に対して絶縁不良が発生している状態の故障位置を測定するモードです。

  • Q

    RFLのケーブル設定の温度は気温はケーブル自身のものですか

    A

    ケーブル自身の温度です。気温ではありません。

  • Q

    RFL印加電圧

    A

    ①R faultが1MΩ以下 →50V印加(電流1.6mAまで)

    ②R faultが1MΩと同じか以上 →100V印加(電流I = 100v/R fault のため< 0.1mA以下に)

■LANケーブル認証試験

  • Q

    認証の意味

    A

    認証は配線がISO/TIA/JIS等の標準規格に適合していることを
    レポートし、保証することです。

  • Q

    規格の選び方

    A

    設定ボタンから試験設定タブを選択ください。規格メニュを選ぶと、選択対象の規格が映されたスクリーンが開きます。実施したい認証試験に適合した規格を選択ください。

  • Q

    認証試験の意味

    A

    テスト規格の設定により、測定する周波数帯域が変わります。例えば、Cat6Aであれば500MHzまでになります。の規格で定められた、しきい値を超えた場合にFAILとなります。試験結果で減衰を選択頂くと、グラフが出て来ます。横軸が周波数、縦軸が減衰値で記載されており、判断基準であるしきい値が曲線で書かれています。

  • Q

    認証ケーブルの選択

    A

    認証するケーブルの種類を選ぶには、設定タッチボタンにある試験設定タブを押します。ケーブル名と共にケーブルのメーカーを選べるスクリーンが出てきます。認証に適したケーブルを選択ください。

  • Q

    試験項目について、ISO/IECの規定項目の項目も測定できますか

    A

    TIA 1152IEC 61935-1で規定された試験項目をカバーしています。具体的には、ワイヤマップ、ループ抵抗、レングス、伝播遅延、伝播遅延時間差、減衰、リターンロス、(RL), NEXT/PSNEXT, ACRF/PSACRF, ACRN/PSACRNになります。ちなみに、情報配線規格IEC11801-2010では配線の性能規格になり、その測定(フィールドテスト)規格はIEC-61935-1になります。

  • Q

    任意設定した規格による試験はできますか

    A

    可能です。最寄りの販売窓口からテンプレートガイドを入手ください。

  • Q

    ローカルユニットとリモートユニット間でのリファレンス設定

    A

    ローカルユニットとリモートユニットをペアで使用する最初には、基準値測定を実施することを推奨します。ソフトウェアのバージョンが合ってないか、ローカルユニットとリモートユニット間のリファレンス校正が切れている場合、本体が基準値測定の実施を要求してきます。基準値を測定する場合、ツールメニュから基準値設定アイコンを選択ください。基準値校正のため、ローカルユニットとリモートユニットを繋いでください。ローカルユニットにパーマネントリンクアダプタ、リモートユニットチャネルアダプタを装着し、相互を繋ぐと実施されます。基準値の手順スタートのため、OKを押します。完了すると、合否メッセージがスクリーンに表示されます。

  • Q

    認証試験の方法

    A

    ご要望の認証プロセスで設定すると、自動試験を1タッチで出来ます。試験終了後、合否メッセージと共に結果のまとめが確認できます。

  • Q

    プラグのかしめ具合を確認したい

    A

    ワイヤマップ、NEXT、リターンロスの測定でプラグのかしめが十分なされているかを確認することが出来ます。上記3つの継続的測定は可能です。

  • Q

    テストアダプタの挿抜回数

    A

    チャネルアダプタは10,000回、パーマネントリンクアダプタなら5,000回です。(お客様のご使用状況によって変わる点をご了承ください)

  • Q

    TIA/EIA-568B2.1(UTP情報配線規格)に準拠しているか

    A

    準拠しています。ちなみにTIA/EIA-568B2.1はCat6に該当します。

  • Q

    ローゼットタイプ(片端がチャネル、もう片端がパーマネントリンク) は測定可能か

    A

    可能です。セッティングをクリックすると、下に「オプション」という項目があります。これは試験設定のオプションになります。ここをクリックすると、「直接接続」という項目がありますので、これを「YES」としてください。すると、片端がチャネル、片端がパーマネントリンクケーブルを接続させる形(いわゆるローゼットタイプ)でのケーブルの試験が可能になります。尚、この測定は規格に適応していませんが、片端がチャネルアダプタを採用するため、チャネルの規格を使って試験します。ケーブルがCat6の場合、Cat6のチャネル規格を選択して試験してください。

  • Q

    抵抗値の数値結果が0Ωになるのは何故か

    A

    通常なら、使用する導体サイズや測定条長によって抵抗値は異なります。一方、測定器間に単一2mパッチコードを使って実施された場合、各ペアでゼロΩの数値が表示される原因になります。

    測定器のフィールド校正として、基準値設定があります。この工程中、2台の測定器は2mのパッチコード(実際はパーマネントリンクアダプタの一部)で接続されています。他の校正手順に加え、測定器は、測定器そのもの・プローブ・ケーブルを含む各ペアのループ抵抗値を測定・保存します。そして、この数値は、実測値から引かれます。

    基準値設定で使用されるパッチコードに構造が似ている単一2mパッチコードで測定が実施された場合、すべてのペアでほぼゼロに表示値がなることが予想されます。もちろん、一般的な敷設リンクを測定する際、リンクの固定された部分での抵抗はパッチコードの抵抗値よりも各端末で大きくなります。

  • Q

    2ペアケーブルの測定は可能か

    A

    可能です。for 2pairs

  • Q

    リモートユニットが接続したことを確認してからでないと試験は出来ない のか

    A

    可能です。SETUPボタンを押して、試験設定をご覧ください。プロジェクト設定をご欄の上、自動保存を0から1に変えてください

  • Q

    Cat5規格試験は可能ですか

    A

    標準では不可です。Cat5規格の情報が入力されていないため、基本的にCat5規格による認証測定は出来ません。しかしながら、サプライヤからカスタム規格ファイルを入手し、それをインストールすれば、Cat5規格相当の試験をすることは可能です。(但し、サプライヤでのファイル制作には最低1週間以上かかりますことをご了承ください)

  • Q

    短いケーブル長の長さ測定で実寸と違う結果が出たが、試験結果に影響はあるのか

    A

    影響はございません。NEXT・リターンロス他、試験パラメータに対してです。長さ測定の精度に問題があった理由として、測定した対象の長さの範囲が短過ぎることにあります。長さの精度は基本的にプラスマイナス0.5mになります。加えて、短い長さを正確に測定するのは非常に難しくなります。なお、少しでも結果を改善する方法としては、正しいNVP値を設定することです。

  • Q

    長さ測定の精度はどの程度か

    A

    0~500mで±0.5m(両端試験)になります。

  • Q

    JIS規格の試験で、ACRとELEFEXTが試験できないべきですか

    A

    ACRはACR-Nとなります。また、ELFEXTは現在ACR-Fになっています。よって、上記2つの試験については、それぞれACR-N、ACR-Fの項目で対応可能になっています。 尚、TIA規格ではACR-Nは要求されていません。

  • Q

    クロスケーブル対応

    A

    10BASE-T、100BASE-TXには標準対応、1000BAST-TXには特別アダプタ(オプション有償)を使用します。

  • Q

    直流抵抗が測定されていない

    A

    ACワイヤーマップがONに設定されている可能性があります。ACワイヤーマップは、PoE(Power Over Ethernet)の測定で使われます。(ループ抵抗を切るPoE用中距離デバイスのキャパシタをバイパス)。ワイヤーエキスパートでは、IEEE802.3af、802.3atのinjectorをサポートしています。デフォルトでは、このACワイヤーマップがOFFに設定されています。よって、直流抵抗の測定をする場合、必ずOFFにしてください。

    ACワイヤーマップの画面のいきかた>SETTING→テスト条件の設定→テスト・オプション
  • Q

    チャネルモードで測定しただけのパーマネントリンク性能を再認証することは正しいですか

    A

    再認証とは、測定データをPCソフトウェアで後処理して、異なる制限値を適用することを意味します。新旧両方の規格を、パーマネントリンクまたはチャネルリンクトポロジに基づく同じ物理測定モードで使用する場合、新しい規格に再認定するのが正当です。例えば、CAT6A(ANSI / TIA)のパーマネントリンク測定をISOクラスEA(ISO / IEC)のパーマネントリンクの規格で再認証することは合法です。

    しかしながら、追加で必要なデータポイントが入手できない場合、再認証に使用すべき規格よりも低い周波数範囲で測定されたリンクを再認定することは間違っています。例えば、元の測定がチャンネルモードで実行され、間違った測定ケーブルが使用され、測定データも測定値を再計算するのに十分ではないため、パーマネントリンクの規格値に再認証することはできません。チャンネルリンクモードでは、パッチケーブルはテストに使用され、長さ測定値にも含まれています。パーマネントリンクモードでは、テスタは通常のパッチケーブルとはまったく異なる電気的特性を持つ特殊なパーマネントリンクアダプタ(長さ測定に含まれていないテストコード)を使用するため、したがって、パーマネントリンク試験を、チャネルリンク試験からPC上で後ほど派生させることは出来ません。

【トラブルシューティング】

  • Q

    Windows10を使用しているが、ワイヤーエキスパートを認識しない

    A

    Windows10とマイクロソフトMobileデバイスセンタのかみ合わせが悪く、後者が起動していないことが原因ではないかと推測しています。残念ながら、PCの状況によって、いろいろなパターンが予想されます。一例として、下記ブログ記事リンクをお送りしますので、一度ご参考にして頂けませんでしょうか。

    https://www.aishinsys.co.jp/blog/1023

    http://fanblogs.jp/newprogramer/archive/80/0

  • Q

    ケーブル接続は問題ないが、自動試験でFAIL結果が続きます

    A

    まず、試験対象ケーブルの種類のために、正しい規格を選んでいるか、ご確認ください。ケーブルのより高いクラスの規格を選ぶと、低級カテゴリー品では合格しません。例えば、Cat5e製品を試験する際、Cat6A試験で設定すると、ほとんどの場合、自動試験で不合格になります。次に、チャネルかリンクアダプタが本体に正しく装着しているかをご確認ください。どんなアダプタでも本体に装着させる際には、必ずクリック音が鳴り、外す際も鳴ります。こちらもご確認ください。

  • Q

    事例)エラー発生、動作不良①

    A

    ソフトウェアの再インストールになります。

    ①下記WEBより最新ソフトをダウンロードしてください。https://itnetworks.softing.com/downloads/download-center/

    ②USBメモリスティックに保存してください。

    ③問題本体の電源を入れてください。

    ④エラー画面がでた後、OKをクリックし、Windowsのデスクトップメニューにします。

    ⑤3つのアイコンが表示されましたら、先程のUSBメモリスティックを本体に差し込んでください。

    ⑥10秒ほど読込みが必要になります。

    最後に、Update Managerのアイコンをダブルクリックしてください。

    ソフトウエアのリフレッシュがスタートします。

    ※他のソフトウェア入手方法として、現在インストールされているeXportソフトウェアからデバイスファームウェアを抽出する方法もあります。USBメモリスティックをPCに入れた状態で、eXportを開き、ツールをクリックし、Update Device Software.を選んでください。

     

  • Q

    事例)エラー発生、動作不良②

    A

    ソフトウェアの再インストールになります。

    ①最新ソフトをダウンロードしてください。

    https://itnetworks.softing.com/downloads/download-center/

    ②USBメモリスティックに保存してください。

    ③PCに接続し、USBメモリの中身を確認します。中身がUPGRADEのフォルダと、CONFIGファイルがあることをご確認ください。

    ④問題なければ、問題本体の電源を入れてください。

    ⑤エラー画面がでた後、OKをクリックし、Windowsのデスクトップメニューにします。

    ⑥3つのアイコンが表示されましたら、先程のUSBメモリスティックを本体に差し込んでください。

    ⑦10秒ほど読込みが必要になります。

    ⑧Update Managerのアイコンをダブルクリックしてください。

    ソフトウエアのリフレッシュがスタートします。

    ※他のソフトウェア入手方法として、現在インストールされているeXportソフトウェアからデバイスファームウェアを抽出する方法もあります。USBメモリスティックをPCに入れた状態で、eXportを開き、ツールをクリックし、Update Device Software.を選んでください。

  • Q

    事例)エラー発生、ファームウェアが立ち上がりません

    A

    ソフトウェアの再インストールになります

    ①エラーメッセージのOKを押してください

    ②WindowsCEの画面が表示されましたら、最新ファームウェアが入ったUSBを本体測定器に差し込みます。

    ③WindowsCE画面にある”Update Manager”を押してください

    ④アップデートが始まります(所要時間5~10分)

    以上で正常になります。問題がありましたら、弊社までお問い合わせください。

  • Q

    事例)Cat6試験測定でNEXT不合格になります

    A

    コネクタの選択ミス(Cat5e)の可能性があります。ご確認ください。

  • Q

    事例)Cat6A試験でワイヤーマップ不合格になります

    A

    結線に問題がある可能性があります。ご確認ください。

  • Q

    事例)NEXTとPS-NEXTの結果がNGになります(ロケータ機能でみたらローカル側が強い場合)

    A

    違うユニットで合格なのであれば、当該ユニット上の障害はケーブルコネクタの摩耗から発生しているか、実際の障害かのいずれかです。摩耗によるものか、実際の障害かを判断する方法として、次の方法を推奨します。

    1.ローカル・リモート間のパッチケーブルを交換してください

    リモート側にNEXT障害が移動すれば、ケーブルコネクタ摩耗によるものです。

    ローカル側のままであれば、ローカル機のテストアダプタのコネクション摩耗か、実際の障害です。

    2.ローカル・リモートに搭載されたアダプタを交換してください(※ケーブルは交換しない)

    ローカル側でNEXT障害がある場合、リンク上の実際の障害です。

  • Q

    事例)Windows10を使用しているPCが、ワイヤーエキスパートを認識しません

    A

    Windows10とマイクロソフトMobileデバイスセンタのかみ合わせが悪く、後者が起動していないことが原因ではないかと推測しています。残念ながら、PCの状況によって、いろいろなパターンが予想されます。一例として、下記ブログ記事リンクをお送りしますので、一度ご参考にして頂けませんでしょうか。

    https://www.aishinsys.co.jp/blog/1023

    http://fanblogs.jp/newprogramer/archive/80/0

  • Q

    事例)PS NEXTとPS-ACRFが測定できません

    A

    おそらく、試験で2ペアケーブルが選択されているかと思われます。ワイヤーエキスパートでは、PowerSumValues(※値の合計値)タイプを計算するためには最低でも3ペアが必要になります。そのため、PS NEXTPS ACRFPS ACRN (ISO規格)が表示されませんでした。

【試験結果】

  • Q

    prxファイルとしての抽出方法

    A

    eXportを開き、ファイルから新しいプロジェクトを作成してください。次に、新しいプロジェクトのフォルダに、prxファイルにしたいデータをドラッグしてください。以上です。新しいプロジェクトの中にご要望のファイルが保存されています。デスクトップ上のXアイコンがprxファイルになっていますので、これをメール等に添付することが出来ます。

  • Q

    不良の発生要因と特性への影響の度合い

    A

    誤った作業や外的な影響から発生する不良要因が各特性に与える影響度合いを、以下の通り示しております。

    ◎:主として関連あり
    〇:関連あり
    -:あまり関連はない
    ATT:減衰量
    NEXT:近端漏話
    FEXT:遠端漏話
    RL:反射減衰量
    Zin:入力インピーダンス

     

  • Q

    新しいサイトの追加方法

    A

    認証作業で新しいサイトを追加するために、設定メニュでNEWをクリックして頂くと、キーパッドでサイト名の入力が出来ます。住所や窓口・備考等のサイトに関する情報を入力してください。

  • Q

    試験結果を保存するため、初期設定のラベルはどこで変更できるのか

    A

    設定メニュから、ラベルソースを選択ください。別の画面が出てきて、違う種類のラベルを選ぶことが出来ます。

  • Q

    試験結果を保存するため、ラベルのオプションは何があるのか

    A

    次の試験の最新の特性やラベル数を自動で増えるラベルをご用意しています。試験後にラベルを打ち込まなくても、結果に固有のラベルが入った状態で保存します。また、TIA606規格に規定されたラベル規格に準拠すると、ワイヤーエキスパートはクラス123ラベルに準拠します。

  • Q

    試験結果の保存方法

    A

    自動試験が完了し、画面下右の隅にある保存ボタンを押すと、試験結果がマニュアルで保存されます。選択したラベルの種類によりますが、ラベルは自動的に選択されるか、任意で名前を記録に入れ込むように指示が出ます。その場合、キーパッドが出てきたら保存したい記録に名前を入れて、保存を押します。

  • Q

    自動データ保存するための設定

    A

    自動で結果を保存しますので、試験後に保存する手間は省けます。自動保存オプションをONにする前にラベルの手順を設定する必要があります。設定タッチメニュから自動保存オプションを選択ください。

  • Q

    試験結果をエクセルシートかPDFレポートに出力する方法

    A

    リストからエクセルアイコンかPDFアイコンを選んで頂ければ、リポート作成できます。

  • Q

    USBのフォーマットタイプ

    A

    USBのフォーマットタイプ(4タイプ)によって、ワイヤーエキスパートでは、認識されるタイプとされないタイプが存在します。

    <フォーマットタイプ> 〇:認識する、×:認識しない

    1. NTFS:×
    2. FAT:〇
    3. FAT32:〇
    4. exFAT:×
  • Q

    ソフトウェアに自分のデータが保存されていない

    A

    eXportOSWindowsシステムに読み/書きを要求します。このために、ソフトウェアはAdministratorモードでインストールしなければいけません。ソフトウェアを使う際はいつでもこのモードが必要です。eXportアイコンをクリックすれば、administratorとしてRUNを選択することが出来ます。

  • Q

    内部フラッシュメモリのフォーマット方法

    A

    設定画面とシステム設定から全設定と内部フラッシュメモリを工場出荷時に復元することが出来ます。※注意:このオプションではデバイスに入っている現時点での設定および保存データすべてが消えてしまいますのでご注意ください。また、一旦消されたデータは復元できません。

  • Q

    測定結果の数値は実測値ではなくマージンが表示されているが、マージンは規格値と実測値との差で負の値を取らなければ規格値に収まっていると判断すればいいか

    A

    ご理解の通りで問題ございません。

  • Q

    測定結果でマージンの値を表示させるのではなく、ある周波数においての実測値を表示させることは可能か

    A

    エクセルファイル(CSV出力)で、各種試験パラメータの周波数毎の実測値を表示しております。ソフト画面、測定器画面でも確認できます。

  • Q

    マージンとは何ですか

    A

    マージン(Margin)とは、規格(Limit)からLOSSdb)を引いた数値になります。試験結果は、マージンがゼロより少ない場合はFAIL、ゼロよりも多い場合はPASSと表示されます。こうしたことで、基準からどれだけdBが落ちているのかを確認していきます。

  • Q

    レポート内でいくつかの試験パラメータが規格外。これらの規格値の一覧表はあるのか。

    A

    選択された規格に基づく試験結果をCSVでエクスポートされれば、選択された規格の、周波数ごとのLimitの数値が表示されます。

  • Q

    事前に設定していなかった項目を、試験結果が出た後で変更できるか。

    A

    ケーブルラベル、オペレータ名の変更はソフトウェア上では可能です。

  • Q

    規格を外れた項目をみて、原因を判断することは可能か。可能なら、判断する上でポイントはあるのか

    A

    宜しければ、試験結果ファイル(prxファイル形式)をこちらまでお送りください。サプライヤ側である程度の推測を立ててみます。

  • Q

    PASS*の意味

    A

    試験結果が、マージナルパスになります(多少の誤差があり、許容範囲の合格)。

  • Q

    FAIL*の意味

    A

    試験結果が、不合格です。1つ以上の試験パラメータ上で僅かな障害があることを意味します。

  • Q

    ローカルユニットとリモートユニットでの試験結果に違いがあるのはなぜか

    A

    ローカルユニットはローカル側のコネクタ性能を、リモートユニットはリモート側のコネクタ性能を測定します。これら2つのコネクタ、伝送性能、出来栄えには違いがあり、試験パラメータであるNEXTやリターンロスの結果に違いを生みます。しかし、リターンロスには一般的に違いは少なく、数値は近い傾向があります。リターンロスはケーブルやコネクタ性能に依存しているためです。逆によほどひどい仕上がりではない限りは出来栄え等には依存しない傾向にあります。

  • Q

    事例)丸形MPOケーブルで挿入損失エラーになる

    A

    端面汚れ(約3dB)の可能性があります。専用MPOクリーナで汚れを除去してご確認ください。

  • Q

    事例)丸形MPOケーブルでリンクアップする

    A

    誤配線(例:40GBASE-SR4用のメソッドB配線で、メソッドAを誤って使用)の可能性があります。測定器としては認識していますが、デバイスが認識していない可能性です。ご確認ください

  • Q

    事例)丸形MPOケーブルが導通しない

    A

    ケーブルをタイラップで締め付け過ぎ、あるいはケーブル曲げがきつすぎて、損失が大きくなっている可能性があります。ご確認ください。

  • Q

    試験結果項目の順番が毎回違う(NEXTが一番上な時もあれば、リターンロスの場合も)

    A

    これは、測定器の機能の一部になります。自動試験後、測定器は自動的に試験結果の2種類の要約ページを表示しますが、お客様にとって結局何が一番問題なのかをすぐに判断頂けるよう、結果の悪いパラメータを順に表示するようにプログラムされています。そのため、試験毎に表示パラメータが違う形になります。

  • Q

    試験結果を一度にすべて消す方法

    A

    ローカルユニットのセットアップを押し、プロジェクト設定を開きます。次に、プロジェクトを押してプロジェクト設定画面にして、「現場」を押します。すると、現場で測定されたデータ群が表示されます。画面下の右にある歯車マークを押してください。次に、画面下の真中にあるボタンを押すと、一度に削除したいアイテムを選択します。削除したいデータであることを確認後、画面下の右にある×-マークを押して下さい。すると、「選択された全アイテムが削除されていることを確認してください」とメッセージが出ます。宜しければチェックマークを、中止する場合は右の中止マークを押して下さい。これで試験結果を一度にすべて消すことが出来ます。

  • Q

    リターンロスの結果が出ない

    A

    3dBルールが関係しています。試験結果に記載された挿入損失の数値をご確認ください。3dB以下であれば該当します。(ISOの場合は3dBあるいは4dB)。3dBルールとは、挿入損失の測定結果が3dB以下となる周波数範囲の話関連特性及びリターンロスのテスト結果は全て合格判断になるという取決めです。

  • Q

    測定結果で表示される”i”は何の意味を示しているのか

    A

    試験結果に「情報のみ」を意味する「I」の使用は、試験規格で定義されています。場合によって、規格でLANケーブルテスタに​​特定の試験パラメータの測定値を報告しなければいけません。しかしながら、試験結果そのものの合否判定するためにはそのパラメータを使用しないことになっています。ANSI / TIA-1152-Aの例を以下に示します。 「精度の問題で、測定した挿入損失が3dB未満の場合、測定されたリターンロスは、不良判定に使用されないものとします。 よって、特定ケーブルの挿入損失が2dBと測定された場合、リターンロス値(それが何であれ)は合否判定に関係しない「I」となります。

  • Q

    FEXTは測定できないのか

    A

    FEXTは、遠端漏話減衰量です。遠端の送信機から隣接対へ結合する望まない信号を近接で測定したものです。このFEXTは、等レベル遠端漏話減衰量(ELFEXT)を算出するために使われています。また、ELFEXTは現在ACR-Fになっています。よって、ACR-Fの項目でFEXTは対応可能になっています。

【一般概要】

  • Q

    測定確度とは何ですか

    A

    製造社が明示した誤差の限界値です。WX-4500は独自技術のRF測定エンジンにより、測定確度レベル4、レベル5(ドラフト)をクリアしています。

  • Q

    測定確度はどの部分を定義しているのか

    A

    測定確度のレベルは以下の構成に対して定義されています。

    -ベースライン(アダプタがない状態の測定器)

    -チャネル

    -パーマネントリンク

    ワイヤーエキスパートはETL認証について全ての重要事項を満たしていますので、ご安心ください。

  • Q

    カスタムリミットのインストール手順

    A

    ※予めワイヤーエキスパートのLOCALの電源をONにして待機します。

    また、USBを1つご用意ください

     

    1)お手持ちのUSBに1つのフォルダを作成頂き、その名前を【CustomLimits】とつけてください

    2)そのフォルダに、添付CSVファイルを保存してください

    3)保存後、ワイヤーエキスパートのLOCALにUSBドライブを差し込みます。

    4)差し込み後、自動で【カスタムリミットをインポートしますか】と表示が出ますのでYESを押します。

    この表示が出ない場合、USBを読み込んでない可能性がありますので、USBを抜いて再度試してください

    5)YES後、両方のファイルの横にあるボックスにチェックを入れます。

    6)ボタン【カスタムリミットをコピー】を押します。

    7)コピー完了後、新しい規格が選択できます。LOCAL本体のSETTINGを押し、試験設定を押します。

    8)試験規格を押し、下の方にあるカスタムリミットを押します

    9)フォルダ内に保存されているカスタム規格が表示されます。

    10)従来通り、試験を続行してください

  • Q

    ソフトのバージョン情報の確認方法

    A

    設定情報タブでソフトウェアバージョンとハードウェアバージョンが確認可能です。同じスクリーンに次年度の校正日時も記されています。

  • Q

    ファームウェアのアップグレード

    A

    USBフラッシュドライブで、eXportで使っている最新ファームウェアにアップグレードします。本体のUSBコネクタ差し込み口にUSBフラッシュドライブを差し込み、スタートソフトウェアアップデートオプションを選択ください。

  • Q

    日時の設定変更

    A

    SETUP」画面から任意時間に変更可能です。

  • Q

    ケーブル障害箇所がわかるか

    A

    ローカルユニットならワイヤマップと『長さと遅延時間』、リモートユニットなら『長さと遅延時間』で確認可能です。

  • Q

    試験結果レポートの会社ロゴは変更可能か

    A

    可能です。付属のレポートソフトウェアで変更ください。

  • Q

    LANポートの使用目的は何か

    A

    エイリアンクロストーク測定に使用されます。同測定には本体2セットが必要になります。(※現在のソフトウェアではこの測定は不可になります)

  • Q

    自動電源オフ設定の変更方法

    A

    設定画面から任意時間に変更可能です。

  • Q

    トークヘッドセットが動かない

    A

    ペンを使ってタッチスクリーン上にある電話アイコンを押してください。アイコンが赤なら、トークヘッドセット機能はOFFです。緑色ならONです。

  • Q

    WX-4500/500本体の外形図面がほしい

    A

    下記添付のイメージになります。

  • Q

    ファームウェアの更新は、測定の精度には影響がないのか

    A

    ございません。理由は、校正データ自体はアップグレード中でも同じまま残っているためです。測定結果に対して問題があると感じられた場合、再度セットリファレンスの実施を推奨します。

  • Q

    シールドの接続チェックは可能ですか

    A

    シールドされたケーブルの試験が可能ですが、シールドが壊れているかどうかのトラブルシューティングは出来ません。

  • Q

    安全規格は取得していますか

    A

    PSEは取得済です。国内にてPSE取得済トランスを購入し手配しております。ご安心ください。

  • Q

    WX-4500とPCを接続したい

    A

    WX‐4500とPCを接続することで、PC上でWX‐4500を操作可能になり、WX‐4500の画面キャプチャーも行えます。簡単ですが手順を以下に示します。た、接続に必要なファイルを圧縮して添付します。

    ・WX‐4500とPCをUSB‐ミニUSBケーブルで接続します。

    ・ご使用のPCがWindows7以上の場合、ドライバ等が自動でインストールされ、Windows Mobileデバイスセンターが起動し、接続完了となります。 (Windows Mobileデバイスセンターの画面は最小化して閉じないようにしてください)

    ・接続了後、添付ファイル「CERHOST.exe」ファイルCERDISP (1)を実行します。

    ・PC上にWX‐4500の画面が表示され、WX‐4500の操作を行えます。 また、CERHOST画面のFile→Captureを実行すると、WX‐4500の画面をキャプチャーすることが可能です。

  • Q

    ロケータ機能を知りたい

    A

    ロケータ機能は、リンク異常の確認に役立ちます。インピーダンスで全ての断絶個所を表示し、コネクタ、過度のねじれ・曲がりを明らかにします。また、TDRの機能トラブルシューティングに最適で、最悪の状態個所は、最大のピークで表示します。手順は下記リンク先ファイルをご参照ください。

    locator

  • Q

    長さ測定の精度はどの程度ですか

    A

    0~500mで±0.5m(両端試験)になります)

  • Q

    トーン機能はありますか

    A

    ございます

【パッチコードアダプタ】

  • Q

    測定対象パッチコードの最長はいくらですか

    A

    90mです。

  • Q

    パッチコード長が4.5あるいは5.5mの場合、どの規格を選定すればいいですか

    A

    4.5mなら4m5.5mなら5mの規格をお選びください。理由として、短い規格の方がより条件が厳しいためです。

  • Q

    20m以上のパッチコード規格はありますか

    A

    TIA規格は最大10mのパッチコードの試験規格を定義しています。これらは全テスタに適用されています。10mより長いコードについて、TIA定義の試験規格はございません。したがって、競合他社がどこからその試験規格を取得しているかは不明です。いずれにせよ、TIAの規格ではありません。20mパッチコードの試験規格について記した規格資料をお客様が見せて頂けるのであれば、テスタに追加することは簡単です。しかしながら、我々は競合とは違い、厳密に試験規格に準拠します。我々が規格で『TIA』と申し上げる場合、それは実際のTIA規格を指します。競合他社では、より長いパッチコードに対して勝手に規格を立てていますが、我々は、そのようなものは本当の規格とは考えておりません。

  • Q

    パッチコードアダプタ装着時、3/4dbルールが設定できないのはなぜですか

    A

    3/4dbルールはチャネル・パーマネントリンクモードのISO規格11801(2011)・TIA568C.2(2009)の一部ですが、パッチコードに対しては適用されていません。仮に適用すると、基本的に全てのパッチコードはNEXTとRLが常に合格になってしまいます。そのため、パッチコードアダプタが装着した際には、3/4dbルールが設定できないようになっています。

  • Q

    パッチコードアダプタの校正方法

    A

    校正しません。パッチコードアダプタの正常性を確保するには、リファレンス用パッチコード(ゴールドケーブル)を使用して、そのケーブルで良ければ、アダプタに問題ないという判断を推奨しています。このケーブルはパッチアダプタのキットに標準添付されています。

  • Q

    テストアダプタのジャックの交換

    A

     物理的に可能ですが、お客様実施の場合、Softing社では責任を負うことは出来ません。そのため、ジャック交換後に上述のパッチコードを使用して、その正常性を確認されることを推奨します。ジャック単品販売は可能です。

  • Q

    ジャックの機器寿命(挿脱回数)

    A

    約2,000回です。但し、お客様のご都合により変わる場合がございます。

  • Q

    ジャックの詳細

    A

     OCC社製です。型番はPCTAC6AKSです。    

【産業イーサネットアダプタ】

  • Q

    インストールされているPROFINET規格の具体的な内容

    A

    ご存知の通り、PROFINETはプロフィバス協会が提案する産業用イーサネットのスタンダードです。以下で定義されています。IEC 61918: Industrial communication networks – Installation of communication networks in industrial premises。具体的には、PROFINETはISOクラスDスタンダードと同じで、TIA規格でいえば、Cat5eに相当します。ワイヤーエキスパートでは、PROFINETはもちろん、他の規格(例:TIA CAT6)も選択できます。

  • Q

    2ペアと4ペアの違い

    A
    2ペアで試験される場合、試験設定メニューから、ケーブルの選択にて、CUSTOM CABLEを選択し、そこで2ペアを選択してください。4ペアで試験される場合、同様にCUSTOM CABLEを選択し、4ペアを選択してください。
  • Q

    EtherCATには対応しているのか

    A

    対応しています。また、EtherNet/IPにも同様です。EtherCATでは2ペア配線が使われ、RJ45かM12のどちらかになります。

    ・M12
    産業用イーサネットテストアダプタキットが該当します。2mの延長試験コードを使います。ケーブル設定で2ペアを設定します。
    ・RJ45
    通常のチャネルアダプタではカバーできていないプラグ部分をパッチコードアダプタで対応し、試験規格からE2E規格を選定します。(E2Eで定義している最大の規格はCat6/Class E)。ケーブル設定で2ペアを設定します。
    M12の方がRJ45よりも、試験ポートへの接続が容易という点で優れているといえます。
  • Q

    ISO規格End-to-End LinkはISOTR11801に準拠しているのか

    A

    ISO規格End-to-End Linkは以下の規格に完全に準拠しています。

    ISO/IEC TR 11801-9902:2017 Generic cabling for customer premises — Part 9902: Specifications for End -to-end link configurations https://www.iso.org/standard/66649.html

     

    また、End-to-End Link試験の場合、M12アダプタ装着が必須になります。

  • Q

    チャネルアダプタでE2Eリンクは試験できないですか

    A

    E2E試験でチャネルアダプタを使用すると、端末のコネクタを測定対象から外してしまうので、Softing社ではM12アダプタ(通称:産業用アダプタ)と特別なE2E試験コードを推奨しています。この構成であれば、3/4dBルールも適用できます。

    パッチコード試験規格では、3/4dBルールは適用されていません。

    2E試験モードを理解するには一般的に少々難しい部分があります。

    パッチコード試験の違いを説明します。

    パッチコード試験では、各端末コネクタと配線の組み合わせを試験しているだけです。コードは撚り線のみで、長さは数センチから数メートルまでさまざまです。パッチコード試験は通常​​、パッチコードの製造中に行われるか、または大量に購入した際の品質管理ツールとしても実施されています。いずれにせよ、パッチコード試験はそのコードを敷設する前に行われます。

    E2Eリンクは、パッチコードの複数のセグメント、または単線ケーブルのいくつかのセグメントで構成されています。

    2E試験は、アセンブリ全体を試験する場合にのみ有効です。3つのセグメントをE2Eリンクとして接続した場合は、それをE2Eリンクとして試験できます。

    E2E規格を使って各セグメント(3つのセグメントのそれぞれなど)を個別に試験した後に

    すべてを接続することはできません。そのため、完全にE2Eリンクを敷設・組み立てた後でのみ、E2E試験を現場で行うことができます。この方法はチャネル試験と似ています。チャネル試験は、パッチコードがリンクに固定されている場合にのみ有効です。

    特例があります。 E2Eリンク(1セグメントのみ)です。

    これはE2Eリンクなのかパッチコードなのか。次の4パターンがあります。

    ・単線で構成されている場合、パッチコード試験は撚り線を使用して、アセンブリにのみ適用することができるので、それはE2Eリンクです。

    ・撚り線で構成され、製造時に組み立てを試験し、CAT5、CAT6、またはCAT6Aの性能を保証する場合、パッチコード規格とパッチコードアダプタを使用してアセンブリを試験する必要があります。

    ・工事業者が撚り線と2つのコネクタからなるリンクを設置し、設置後にそれを試験したい場合、E2Eまたはパッチコード設定を使用したい場合は工事業者次第です。

    ・  E2E測定コードは現場での使用が簡単で、規格はさほど厳しくないため、E2Eアダプタと規格を使用することをお勧めします。

  • Q

    MPTL(Modular Plug Terminted Links)試験はできますか

    A

    可能です。我々は “Direct Attach” (直接装着)と呼んでいます。このリンクの特徴は、ケーブル片端にソケット、もう片端に終端プラグが搭載しています。リンク片端で通常のパーマネントリンクアダプタ、もう片端にパッチコードアダプタを搭載します。(推奨:ローカル機にパーマネントリンク、リモート機にパッチコードアダプタを使用)

    方法:SETUPボタンからプロジェクト設定→テスト→テストオプションから【Direct Attach(直接装着)】を1(ON)にして実行頂くと有効になります。

    また、本WEBサイトの最新技術動向にある、2017.03.21 Multi-fiber testing for 40G Ethernet How do the standards look on the real job site ?

    40Gイーサネット対応マルチファイバ試験(BICSI 日本2016講演資料)のP.20よりDirect Attachに関する記述があります。

     

    なお、MPTL規格は現在TIAのワーキンググループで協議中で、リリース未定です。

    (MPTLという用語が記載されている規格はTIA-568.2Dの最新ドラフトになります。)

    一方、同じ内容を含むEtoE関連の規格(リリース済)は以下の通りです。

    -IEC14763-4: Measurement methods to test E2E links

    -ISO11801-9902: Testing of E2E links

    -ANSI/TIA 1005: Infrastructure for Industrial Premises

【ファイバ測定】

  • Q

    光ファイバ試験で、TIA/EIA-526-14A(マルチモード)、 TIA/EIA-526-7(シングルモード)、IEC-61280-4-2(シングルモード)に 準拠しているか

    A

    準拠しています。

  • Q

    ファイバアダプタの清掃

    A

    アダプタのTX部にはフェレールがあります。ここは、専用治具で清掃してください。一方、RX部にはフェレールはありませんので、綿棒で清掃してください。

  • Q

    OM5ファイバ試験は可能ですか

    A

    可能です。OM5は他の規格と違う減衰/kmで、試験するためには、数値(3dB/kmもしくは製造元のスペック)をマニュアルで設定することが必要です。計画では、ソフトウェアリリース時に新しいケーブルタイプOM5を入れる予定です。

    OM5はOM4,OM3よりも減衰が少なく、3dB/kmです。(OM4,OM3は3.5dB/km)。OM5の新波長は850nm,880nm,910nm,940nm)・1300nmです。この課題はTIA・ISO/IECでも協議されており、規格委員会の見解としては、これらの新しい波長を現場で試験する必要はなく、通常850nm・1300nm試験で十分との判断です。

    OM5リンクの試験用コードの問い合わせを頂くことがありますが、結局、特別なOM5コードは不要です。

  • Q

    光ファイバリンク長の測定はできますか

    A

    シングルモードでもマルチモードもでも可能です。測定精度は±1.5mです(※屈折率が正しい数値に設定されている前提)。ローカル機・リモート機を使って測定した場合、行き帰り両方を通したファイバ1周を測定し、リンク長を計算します。ループモードを使ってローカル機のみで測定した場合でも、リンク長の測定は可能です。

  • Q

    LCキットを使ったリファレンス方法

    A

    推奨方法:

    シングルモードファイバ用LCテストキット(型番:WX_AC_LC_SM_KIT)

    以下が内容

    –          SC-LC 単心リファレンスコード(1ペア)

    –          SC-LC テストアダプタ (1 ペア)

    –          LC-LC 単心リファレンスコード (1ペア)

    –          LC-LC カプラ

    –          クリーニングキット

    1ジャンパ法として以下の設定をお奨めします。

    (※大前提として、コネクタすべてはクリーニングしていること)

    ・ シングルモードファイバアダプタの送信部(TXポート)にSC-LCコードを装着します。

    ・同様に受信部(RXポート)にSC-LC テストアダプタを装着します。

    ・1ジャンパリファレンスを設定します。

    ・リファレンス設定後、受信部(RXポート)にLC-LCリファレンスコードを装着します。

    (注意)LC-LC ケーブルはリファレンスには含みませんが、

    この追加ケーブルをテスト結果に含めることは、TIAとISO / IECによる合法的な試験方法です

    ・LC-LCカプラを使ってローカル機(親機)とリモート機(子機)を接続させ、自動試験を実施します。

    自動試験は<0.3dB未満のレンジで極小の減衰を示すだけのはずです。

    減衰が高い場合、コネクタ全てを清掃し、再度1ジャンパリファレンス設定の手順を実施してください。

    減衰が<0.3dBの場合、LC-LCコードの数値として記録し、ローカル・リモートを外し、試験対象リンクで開始してください。

  • Q

    マルチモードで1波長のみ測定したいです

    A

    1 マルチモードファイバアダプタを各ワイヤーエキスパートに装着し、電源ON

    2 LOCALのSETUPから、テスト条件の設定を押し、テスト規格で【ネットワーク規格】を選択

    3 【リンク状態の検証】を(1)にして適用し、ご希望の規格値を打ち込む

    (数字部分を押すとキーボード入力できます。)最後にチェックボタンを押して適用

    4 TOOLSを押して、LOCALをパワーメータ、REMOTEを光源のアイコンを押してください。(各波長を設定)

    5 LOCAL(RXポート)とREMOTE(TXポート)を赤リファレンスコードで接続します。

    6 LOCAL側でパワーを確認します。(通常は、-3~-9dBm)

      ※パワーが出ていない(-40dBm以下)場合は、REMOTE側の電源をOFF→ON(再起動)

    7 確認した数値が問題なければLOCALで、下部中央にあるターゲットボタンを押します。(リファレンス設定)

    8 リファレンス設定完了後、LOCAL側のRXポートのケーブルを外し、カプラ(J-Jコネクタ)に接続します。

      黒リファレンスコードでLOCAL側のRXポートとカプラ(J-Jコネクタ)を接続します。

      接続は、以下の通りです。

      LOCAL(RX)───J-Jアダプタ───REMOTE(TX)

                    黒              赤

    (マルチモードアダプタに添付されているリファレンスコードを使用してください)

    9 LOCALで、←か→ボタンを押します。測定が開始されます。(確認試験)

    10 右下にあるチェックボタンを押し、結果を確認します。データ(結果)が0.5dB以下なら問題なし。

    11 確認試験完了後、以下の通りに接続し、REMOTE側を再起動する。

      LOCAL(RX) ───J-Jアダプタ───J-Jアダプタ───REMOTE(TX)

                     黒      試験対象ケーブル        赤

    12 試験対象ケーブルの試験を行います。

【管理ソフトウェア:eXport】

  • Q

    ある規格で試験したデータを、別の規格で試験レポートの作成は可能か

    A

    ツイストペアのみ、可能です。任意の測定結果を右クリックし、Re-Certificationを選ぶと、下図のような選択ウィンドウが表示されます。これで選んで頂くと、別の規格の試験レポートになります。(※1・・・最初の試験データはなくなります。※2・・・Cat8で最初に試験した後、規格変更し、再度Cat8に戻すことはプラグラム上不可能になります)

  • Q

    他社の試験データをeXport上で閲覧することは可能か

    A

    残念ながら、出来ません。

  • Q

    プログラムでWindowsCEが使用されているが、セキュリティは大丈夫か

    A

    問題ございません。その理由として、ソフトウェアのアプリケーションはC言語で記載されており、Windowsメソッドは一切使用してないからです。また、ワイヤーエキスパートは、ケーブリング試験のために特別に設計された認証測定器です。PCが直面するいかなるセキュリティ問題に対しても全く影響がありません。リアルタイムパフォーマンスを理由に、PsiberData社は全製品のOSとしてWindows CEを選定しています。WindowsCEリアルタイムです。ワイヤーエキスパートにすべての重要な操作をフィールドプログラムに働きかけております。これによって反応速度や限られたコストで新しい技術に更新が可能です。

【USBメモリスティック】

  • Q

    USBのフォーマット化

    A

    USBのフォーマットタイプ(4タイプ)によって、ワイヤーエキスパートでは、認識されるタイプとされないタイプが存在します。

    <フォーマットタイプ> 〇:認識する、×:認識しない

    1. NTFS:×
    2. FAT:〇
    3. FAT32:〇
    4. exFAT:×
  • Q

    試験結果をeXportに入力したい

    A

    eXportPCを基本にしたソフトで、ワイヤーエキスパートで実施した試験の保存・管理・作成がその役割です。本体からPCソフトウェアに試験結果を出力したい場合、USBフラッシュメモリが必要です。本体にUSBドライブを差し込むと、本体はUSBドライブの挿入を検知し、選択リストの画面を表示します。結果をコピーすれば、USBフラッシュドライブに結果をコピーと同様に、本体に結果コピーがある状態になります。また、USBドライブのご使用が難しいお客様には、本体のミニUSBポートと直接接続できるケーブルをご提供します。

  • Q

    USBに保存された試験結果をPCに出力したい

    A

    USBドライブに結果があると、PCのデスクトップからeXportアプリケーションで開けます。eXportをインストールしたPCUSBドライブを差し込みます。eXportをクリックすると、アプリケーションが開き、USBフラッシュドライブを通じて試験結果が入力されます。

  • Q

    USBメモリスティックに保存している試験結果にアクセスできない

    A

     USBメモリスティックがローカルユニットにきちんと差し込まれているかをご確認ください。USBメモリスティックに試験結果を移動させるために、USBメモリスティックを一旦ローカルユニットから外して、再度差し込んでください。本体がUSBメモリスティック挿入を認識し、内部メモリに保存された試験結果がUSBメモリスティックに移ります。

  • Q

    本体がUSBメモリスティックを認識しない

    A

    メーカーでは、本体に添付されたUSBメモリスティックの使用を推奨しております。一方、市場には時々仕様の低いメモリスティックがあります。仮に、そうしたものをご使用し、認識しない場合は再度実施ください。問題が解決しない場合は、最寄りの販売窓口にご連絡ください。

【電源・バッテリ】

  • Q

    古いバッテリ交換の方法

    A

    バッテリはユニットの底側にあります。交換方法は、本体を電源OFFにして、外部電源を外し、電池蓋を外し開きます。バッテリを出して、新しいバッテリを入れ、電池蓋を閉じて下さい。

  • Q

    バッテリのチャージ中に試験可能か

    A

    可能です。バッテリによる動作か、外部電源に接続すれば十分に機能を果たします。フル充電されるまで待つ必要はありません。

  • Q

    試験用アダプタが正しいかどうかの確認方法

    A

    設定メニュの試験設定タブでアダプタ種類は確認できます。

  • Q

    電源を落としたが、ON/OFFスイッチのLEDが赤色に点灯

    A

    本体は電源に接続しており、チャージの状態にあります。

  • Q

    ON/OFFスイッチのLEDが緑色に点灯

    A

    本体が電源ONの状態で、使用準備完了です。

  • Q

    スイッチONにして、ON/OFFスイッチのLEDが緑色とオレンジ色に点灯

    A

    本体はAC電源に接続し、電源ONの状態です。使用準備完了で、同時にバッテリチャージ中です。

  • Q

    本体の電源が落ちて、ON/OFFのLEDが赤く点滅

    A

    バッテリに問題がある可能性があります。バッテリを外し、メタルの接触部を綺麗に拭いてください。ACアダプタを外し、バッテリが完全になくなるまで本体の電源をONにしてください。完全になくなった後、AC電源を本体に戻してつなぎ、機械を再度チャージさせます。問題が続くなら、新品か既存バッテリに交換して様子をみてください。それでも解消しない場合、最寄りの販売窓口にご連絡ください。

  • Q

    ACアダプタはPSE取得済か

    A

    ACアダプタ(型番UIA324-12)はPSE取得済です。コンセント(ACコード側)は、ACコード単体でPSEを取得しているため、PSEマークが入っております。一方、逆側(DCコード側)は、ACアダプタDCコードを付けたセットの状態でPSE試験に合格しており、ACアダプタの銘板(ラベル)に表記されているのみとなり、DCコード部分には個別にPSE表記はございません。

  • Q

    ACアダプタは二重絶縁構造なのか

    A

    ACアダプタの銘板に二重絶縁構造マークが入っているのは、アダプタ本体側はUL認証を取っているためです。UL認証は二重絶縁構造を施したものと認められています。一方、PSE認証上では、アダプタ本体は二重絶縁とみなされていません。よって、アダプタ本体の二重絶縁マークはUL認証上のマークです。

【その他】

  • Q

    SDカードを使うことは出来ますか

    A

    測定器本体に直接SDカードを装着することは出来ませんが、市販されているUSB端末のSDカードポートを測定器本体のUSB装着部に付けて頂ければ、SDカードを使用してデータのダウンロードが可能になります。

  • Q

    ローカルユニットとリモートユニットで違うメモリサイズが示されています

    A

    ローカルユニットとリモートユニットを接続してください。次に、自動試験を実施するか、チャネルアダプタに接続したパーマネントリンクコードで校正してください。そうすると、メモリの内容は合算され、両機器は同じ値を示します。

  • Q

    安全規格は取得していますか

    A

    PSEは取得済です。国内にてPSE取得済トランスを購入し手配しております。ご安心ください。

■TSN

  • Q

    TSNとは何ですか

    A

    Time Sensitive Networkingの略です。イーサネットをベースにしながら、時間の同期性を保証し、リアルタイム性を確保できるようにしたネットワーク規格の集合体です。

  • Q

    PTPとは何ですか

    A

    Precision Time Protocol の略です。コンピュータネットワーク全体でクロックを同期させるために使用される通信プロトコルです。Local Area Networkにおいてマイクロ秒以下の精度のクロック同期を達成し、測定や制御システムにも使用できるようにします。

  • Q

    TSNが理想とする遅延はいくらですか

    A

    最低1ホップ当たり4μ秒未満(ショートメッセージの場合は1Gビット/秒)を維持することを目指しています。また、代替パスと複数のクロックパスを瞬時に切り替えるたり、複数の同時ストリームを用いてシームレスな冗長性を提供することによって、ネットワークの堅ろう性を高めています。さらに、大規模な実装に対する拡張性を実現すべく、設定や帯域幅予約に必要な管理トラフィックを低減します。

  • Q

    TSNはどこに組み込まれますか

    A

    データリンク層(レイヤ2)に組み込まれます(基本的にはどこでも可)。既存ハード設備などがそのまま利用でき、物理層などはそのままに、時刻同期や優先的に通すデータを制御する機能などを加えることで、リアルタイム性を確保しています。

  • Q

    定義されている仕様は何ですか

    A

    IEEE1588-2008の規格に順じ、特別なプロファイルを定義したのが、IEEE 802.1AS-2019 Timing and Synchronization for Time-Sensitive Applicationsです。

  • Q

    TSNスイッチの要件は何ですか

    A

    ①Flow Control
    トラフィックのスケジューリング(802.1Qbv)
    フレームの割り込み(802.1Qbu)
    超優先転送(802.3br)

    ②Replication
    複製と廃棄(802.1CB)

    ③Synchronization(Slave mode)
    ネットワーク時刻同期(802.1AS-2019:gPTP)

    ④Flow Management

    ⑤Configuration(for network)

  • Q

    トラフィックのスケジューリング(802.1Qbv)

    A

    特定のTSNイーサネットフレームをスケジュール通りに送信しながら、TSN以外のイーサネットフレームはTSNフレームに関するベストエフォートに応じて送信されるためにするための手段を定義しています。

  • Q

    フレームの割込み(802.1Qbu)・超優先転送(802.3br)

    A

    フレーム割り込み(802.1Qbu)と関連物理層規格であるインタースパーシング・エクスプレス・トラフィック(802.3br)を定めています。エクスプレストラフィックだけが割り込み可能で、エクスプレストラフィックに対して遅延が保証されます。

    リアルタイム動作のための妥協をせず、最大限の帯域幅を確保します。

  • Q

    複製と廃棄(802.1CB)

    A

    送信者がフレームを選択的に複製し、宛先で複製を廃棄することにより、冗長性を確保します。

  • Q

    ネットワーク時刻同期(802.1AS-2019)

    A

    ネットワーク内で、高精度な時刻を持つデバイスをグランドマスタに指定し、グランドマスタは、周期的に自身の持つタイムスタンプ情報をネットワークにマルチキャスト配信します。スレーブはマスタから配信された時刻に対して、グランドマスタから自身までのネットワーク遅延時間値で補正し、全ノードが同じ時刻を共有した結果、誤差1μ秒以下の高精度同期の実現します。

  • Q

    TSNトラフィックの特性

    A

    製造業では、以下の通信があります
    ①垂直通信:自動化制御装置と工場レベルのシステムおよびアプリケーションとの間
    ②水平通信:自動化装置と制御装置との間(コントローラ間及びコントローラとフィールド間の装置(別称入力および出力または入出力))

    TSNは②製造装置間で非常に重要な水平通信を提供します

  • Q

    TSNシステムの主要なコンポーネント

    A

    次の5つがあります。

    ①ブリッジ(別名イーサネットスイッチ)TSNフローのイーサネットフレームをスケジュールにしたがって、送受信できる特別なブリッジになっています

    ②TSNフロー:エンドデバイス間のタイムクリティカルな通信を表す用語。各フローには厳密な時間要件があり、ネットワーキングデバイスはそれにしたがいます。各TSNフローはネットワークデバイスによって一意に識別されます。

    ③エンドデバイス:確定的通信を必要とするアプリケーション。別名:トーカー及びリスナー

    ④CNC(セントラルネットワークコントローラ):確定的通信を必要とするアプリケーションに対して、プロキシネットワーク(TSNブリッジとそれらの相互接続)の役割を果たします。CNCはスケジュールを定義し、すべてのTSNフレームはそれにしたがって送信されます。CNCアプリケーションは、TSNブリッジのベンダーによって提供されます。

    ⑤CUC(一元的ユーザー設定):CNCおよびエンドデバイスと通信するアプリケーション。制御アプリケーションとエンドデバイス。確定的通信(TSNフロー)のため、各フローに個別の要件でCNCに要求を行います。CUCはベンダーによって異なるアプリケーションです。通常、TSNエンドデバイスのベンダーはそれらのエンドデバイスのためのCUCを提供しています。

  • Q

    産業オートメーション用TSN定義プロファイルはどれですか

    A

    2021年7月に産業用オートメーション用TSNプロファイルを定義するIEC/IEEE60802規格が発行予定です。IEC/IEEE60802とCC-Link TSN両方共に802.1AS 同期を採用しています。我々のGM200は両方のネットワークで使用可能です。