特長
●全ポートギガビット対応:SFP(1G)×2、RJ45(10M/100M/1G)×6 ●PTP時刻同期:IEEE-1588v2、IEEE802.1AS ●TSN規格:IEEE802.1AS、802.1Qbv、802.1Qbu、802.1CB、802.1Qci ●冗長プロトコル:ERPSv1/v2、STP/RSTP/MSTP ●電源入力:デュアルDC9~60V対応 ●金属筐体DINレール(縦型) ●産業環境-30~+70℃に対応
仕様
- インターフェイス
-
- RJ45ポート :6(10M/100M/1G) SFPポート:2(1Gbps)
- スイッチング容量
-
- 16Gbps
- 転送パケットサイズ
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- 64~9,600バイト
- MACアドレステーブル数
-
- 8K
- 通信/L2スイッチ機能
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- ・VLAN ・QoS ・STP/RSTP ・Static LAG/LACP ・IGMPスヌーピング ・LOOPガード ・ポートIsolate ・ポートミラーリング
- 時刻同期 適用規格
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- IEEE1588v2、IEEE802.1AS
- バウンダリクロック(BC)
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- Dio 208TSN 〇
- トランスペアレントクロック(TC)
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- Dio 208TSN 〇
- TSN規格
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- ・IEEE802.1AS ・IEEE802.1Qbv ・IEEE802.1Qbu ・IEEE802.1CB ・IEEE802.1Qci
- 管理機能
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- ・CLI ・Web画面設定 ・Telnet ・SSH ・TFTP ・SNMPv1/v2/v3 ・Syslog ・DHCP(クライアントのみ) ・NTP(SNTPのみ)
- 外形寸法 (WxDxH)[mm]
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- 160 x 58 x 122 (コネクタ等の突起部分を除く)
- 重量
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- 1kg
- 入力電源
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- DC9~60V
- 最大消費電力
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- 12W
- 電源冗長
-
- 〇
- ファンレス
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- 〇
- 動作温度/湿度 (結露なし)
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- -30~+70℃/20~90%
- 取付方法
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- DINレールマウント、ウォールマウント (オプションキット使用時)
FAQ
技術
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Q
マネージドスイッチでしょうか、アンマネージドでしょうか
Aマネージドスイッチとなります。
規格
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Q
gPTPとは何ですか
AGeneralized Precision Time Protocolの略です。 IEEE1588-2008の規格に順じ、特別なプロファイルを定義し、IEEE 802.1AS-2011と呼ばれています。
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Q
TSNとは何ですか
ATSNとは、Time-Sensitive Networkingの略です。イーサネットをベースにしながら時間の同期性を保証し、リアルタイム性を確保できるようにしたネットワーク規格の集合体、ネットワーク技術を意味します。
-
Q
TSNの技術的な目的は何ですか
A①ネットワークにつながる機器の時刻を同期 ②メッセージを分類、優先させるメッセージの帯域確保 ③低優先度メッセージが高優先度の帯域に入りそうに なったら、途中で打ち切り、高優先度メッセージを流す。打ち切られたメッセージの残り部分は、再び低優先度の時間が来たら流す。
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Q
TSNを使うメリットは何ですか
A各協会独自の方法でイーサネットのリアルタイム性の 実現してきましたが、IEEEの標準技術で可能になり、世界中のスタックメーカーがこれに基づく素子を広範囲で提供できるようになりました。また、IEEEの標準技術だから、他のIEEEの技術とも並立できます。10Gbps、40Gbpsイーサネットにも適用でき、長寿命が期待できます。
-
Q
TSNの特徴は何ですか
Aイーサネットをベースにしながら時間の同期性が保証されており、リアルタイム性を担保できるネットワーク規格で、「IEEE 802.1AS-Revion Timing and Synchronization for Time-Sensitive Applications」において仕様が定義されています。 TSNは既存のIT用ネットワークを使用して構築することができるため、製造現場で有線LAN・無線LANの機材やデバイスを接続するのに既存のハードウェアを利用することが可能といわれていました。 元々は非決定性イーサネットネットワークを最小の遅延となるよう、決定性のあるネットワークにするよう、あらゆる条件を網羅した規格となります。イーサネットの非決定性は、それが共通の伝達手段、つまり、送信元から宛先までの経路では同じスイッチやルータを共有していることで発生しています。都市部で多くの車が同一の道路を使用しているのと同じです。 データがスイッチ/ルータのようなデバイスへ到達したとき、同一ポートからの出力に関して、予め到達しているデータの後に送信されるという待機時間が生じます。 データキューイングの長さによってどの程度の待機時間になるかは決定され、システム内のトラフィック量によってそれは変化します。データキューイングの待機時間が長すぎる場合、機器内のバッファがオーバーフローし、データがドロップしてしまいます。 異なる産業用イーサネット規格同士でも、TSNはリアルタイム性を確保して接続することが可能になるとされ、複数の通信プロトコル環境が乱立する工場内の利用などで期待されています。 TSNはデータリンク層のレイヤーに組み込まれたるため、既存のハードウェア設備などがそのまま利用でき、物理層などはそのままに、時刻同期や優先的に通すデータを制御する機能などを加えることで、リアルタイム性を確保しています。
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Q
対応TSNの規格の各目的は何ですか
AIEEE 802.1AS :時刻同期 (同期された時刻を伝送するプロトコルを定義、全てのノードが同じ時刻を共有します) IEEE 802.1Qbu :フレーム割込み (時分割スケジューリング:スケジュールされたイーサネットフレームの衝突回避) IEEE 802.1Qbv:トラフィックのスケジューリング (時分割スケジューリング:スケジュールされたイーサネットフレームの衝突回避) IEEE 802.1Qci:ストリーム毎のフィルタリング・ポリシング( 妨害・異常・悪意ある攻撃から保護) IEEE 802.1CB:フレームの複製と廃棄 (信頼性確保のためのシームレスな冗長性で損失ゼロの切替)
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Q
IEEE 802.1AS には2つのバージョン(2011と2020)が存在していますが、 当該208TSNの対応はどちらですか
A2011のバージョンになります。
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Q
産業自動化プロファイル IEC/IEEE 60802に対応していますか
A今後は必要に応じて、対応していきたいと考えます。
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Q
IEEE802.3brに対応していますか
A今後は必要に応じて、対応していきたいと考えます。
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