原田産業 
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AIFチーム

特長

◎デュアルバンドマルチコンステレーション対応  (L1+L5)GPS、Galileo、Beidou、GLONASS、IRNSS(NavIC)、QZSS ◎アンチジャミング・アンチスプーフィング機能 ●精度:5ns@1Σ ●ホールドオーバー性能:最低24時間以上±1.5us精度 ●接続可能PTPクライアント数128~4000ノード以上 ●BC(バウンダリ)クロック機能 ●入力:GNSS、1588-PTP、PPS、SyncE  ●出力:1588-PTP、NTP、SyncE、PPS、ToD、10MHz ●イーサネットポート   1G/10G SFP+×4、10/100/1000 BASE-T RJ45×2   VLAN、IPv4&IPv6、同軸または光回線SyncE対応 ●動作温度範囲:-40℃~+85℃ ●イーサネットスイッチ機能 ●ハードウェアタイムスタンプ機能  ●POE+対応 ●セキュアブート機能 ●管理シリアルポート:RJ45×1搭載、WebUI、CLIサポート ●筐体サイズ:19インチ・ハーフラックサイズ(1U)

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仕様

入力
  • GNSS、1588-PTP、PPS、SyncE 
出力
  • 1588-PTP、NTP、SyncE、PPS、ToD、10MHz
イーサネットポート
  • 1G/10G SFP+ ×4 10/100/1000 BASE-T RJ45 ×2 VLAN、IPv4&IPv6、同軸または光回線SyncE対応
マネジメントポート
  • コンソール・シリアルポート1ポート:RJ45経由最大230Kbps
アンテナ入力及び出力ポート
  • GNSSアンテナ入力ポート        – SMAメスコネクタ PPS_IN、PPS_OUT、CLK、FREQ、ToD    – SMAメスコネクタ
対応衛星コンステレーション
  • (L1+L5)GPS、Galileo、Beidou、GLONASS、IRNSS(NavIC)、QZSS
対応プロトコル
  • IEEE-1588(PTP)、NTPv4、SyncE、IPv4、IPv6、TELNET SFTP、SSH、RADIUS、TACACS+、SNMP、DAYTIME、TIME
PTPプロファイルのバージョン
  • IEEE 1588-2008 v2.1(PTP規格) ITU-T G.8265.1、G.8275.1、G.8275.2(通信) PRTC-B Telecom-2019 IEEE 802.1as rev -2019(gPTP)(産業) SMPTE.ST-2059-2.2015(放送) IEEE C37.238-2011(電力) Enterprise profile
同期
  • ITU-T-----G.8265.x、G8275.x(PRTC/T-GM) IEEE----PTP(IEEE 1588v2.1) IETF----NTPv4(RFC5905)
GNSSとの同期周期
  • 1PPS(1秒あたり1パケット)で同期、常時接続します。
時刻精度
  • ①GNSS、デュアルバンド(L1+L5) ロック時 - 5ns以内 ②ホールドオーバー精度(1週間学習時) - ±1.5us@24h
ToD精度
  • 5ns@1Σ 参照GNSS
タイムスタンプ精度
  • 10ns未満
周波数精度
  • 1.16x10-12(終日平均)
ホールドオーバー期間
  • <±1.5μ秒/24時間@25℃(7日間固定が理想条件)
接続可能PTPクライアント数
  • 128~4000ノード以上 (PTP プロファイルによる)
監視&管理インターフェース
  • CLI、WebUI(HTTPS)、SNMPv2/v3、NETCONF、RESTCONF
DC電源(冗長)
  • 36VDC~72VDC
POE+仕様
  • 最大25W
消費電流
  • 最大500mA
消費電力
  • 最大25W
寸法 (mm)
  • 208 x 200 x 44 (L x W x H)
動作環境
  • -40℃~+70℃、5~95%RH(結露無き、+60℃)  (保存温度:-55℃~+105℃)
安全性
  • UL EN62368-1、CE、CISPR32 class A、GR-63 : Level 3 ETSI(EN55032/EN55024) EN 300019、Class T3.2 電気: EMC、ESD耐性及び電磁感受性 FCCパート15クラスB ICES 003 クラスB 韓国 KN32/KN35 クラスA EN --- 301 489-1、 EN 301 489-19ート機能 EN 303 413
法令遵守
  • 2014/53/EU RED準拠 2011/65/EU RoHS2準拠 2012/19/EU WEEE準拠
サポート
  • 平日9:00~17:00内での電話・メールでご質問や不具合等の受付をしております。 お客様にご提供するグランドマスタークロックについて、原田産業株式会社が、導入後以降も、しっかりと責任を持ってご対応します。
お問い合わせ先
  • 原田産業株式会社 AIFチーム (TEL)03-3213-8391 (直) 受付時間 平日 9:00~12:00/13:00~17:00 (※弊社の休業日を除く) MAIL :sales-info@haradacorp.co.jp 東日本担当:小山 肇(コヤマハジメ) 090-5046-6796 西日本担当:乾 充一(イヌイ ミツカズ)080-3100-8075

FAQ

仕様について

  • Q

    POE+サポートについて詳しく教えてください。

    A

    POE+はイーサネットケーブル上に電力を供給するまたは電力を受け取れる機能のことを指します。GM330ではPOE+のPD(受電機能)のみ備えており、電源コンセントがないところでもPOE+のPSE(配電機能)をサポートする機器からイーサネット経由で動作させることができます。POE+で25Wの電力を受け取り動作します。一方従来からあるPOEでは12.95Wまでしか受電できないためGM330では自身の動作電力を満たすために必要な25Wの電力を受け取ることができません。そのためPOE+による給電をサポートしております。

  • Q

    サポートされるRADIUSとTACACS+の違いについて教えてください。

    A

    RADIUSはIETF標準のセキュリティ用プロトコルです。一方TACACS+はシスコ社により標準化されています。RADIUSがパスワードのみ暗号化するのに対して、TACACS+ではパケット全体を暗号化します。もちろん使用するポートも異なります。RADIUSが【認証と認可】にはUDPポート1812、【アカウンティング】にUDPポート1813を使用するのに対して、TACACS+はTCP49ポートを使用します。また、TACACS+は認証、認可、アカウンティングの3つのサービスがあるのに対して、RADIUSでは認証と認可が分離しておりません。また、RADIUSの旧式では使用するポートが異なります。

  • Q

    GM330をセキュアなNTPサーバーとして利用できますか?

    A

    はい、GM330はNTPをサポートしております。 以下に、GM330をNTPサーバとして使用する場合の利点を挙げます。 ・社内プライベートネットワーク専用になるため、デュアルバンド対応のセキュアな時刻サーバになっているかどうかを心配する必要がなくなる ・ファイアウォールの内側から直接外部の時刻サーバなどを利用することが難しい場合の最善の解決策になる。 ・インターネット等の外部ネットワークの負荷の影響を気にせず正確な時刻情報を入手できる。

  • Q

    メタルのSFPモジュールは使用できますか

    A

    使用できます。尚、SyncEでは、銅線 SFP モジュールは使えません。光SFP+を使用する場合には常にSyncE機能を利用可能です。

  • Q

    BPDUガード機能はありますか

    A

    現時点では実装しておりません。STP、RSTP、MSTPなどのL2ループを防げる機能をサポートしていないため、ネットワーク上で当該機能が必要な場合には、当社取り扱いのプロフェッショナルなレイヤー2スイッチ(平河ヒューテック製)の併設を推奨します。

  • Q

    お客様の要望にあった小型機器を設計したいですが、推奨可能なチップ・モジュール・カードはありますか?

    A

    GM330は完成品ですので、お客様自ら小型な機器を設計したい場合には、デュアルバンドGNSS受信モジュール(RES SMT 720またはICM SMT 720)の搭載を推奨します。また、デュアルバンドサポートよりも価格を優先される場合には、RES SMT 360を推奨いたします。https://infocom.haradacorp.co.jp/time-synchronization/res360

  • Q

    ホールドオーバとフリーランの違いについて教えてください

    A

    プロテンピス社では、ホールドオーバ機能とフリーラン機能を以下のように区別しております。 ①ホールドオーバ機能  何らかの理由で衛星から信号を取れない場合に、内部搭載クロック(OCXO)を使用し自走する機能 ただし当該機能を有効にするには、最低1日(24時間)できれば7日間の間、アンテナより衛星信号を受信しておく必要がございます。 ②フリーラン機能  例えば地下駐車場などで、GM200またはGM330を起動した際に時刻源になる衛星信号を最初から受信できない状態の場合、PTPパケット処理を行うための大元のTODデータがないことになります。その場合にNTPにより例えばPCなどと通信を行いPC側のNTPサーバソースの日時情報を取得し、それを元に厳密な日時データではないものの相対的に時刻同期を行う手段としてPTPサーバとしての動作が可能になります。この機能で動作する状態をプロテンピス社ではフリーランモードと呼んでおります。