原田産業 
通信・鉄道インフラ向けサイト

AIFチーム

特長

米国プロテンピス社のMini-T™ GG マルチGNSS高精度クロックは、無線インフラを対象とするGPSおよびGLONASS同期デバイス向けの10MHz 基準発振器です。Mini-T™ GG マルチGNSS高精度クロックは、それぞれ24チャンネルの捕捉、追跡を行えるGNSS受信機、制御回路および高品質のオーブン発振器を1つの制御板に組み合わせ、より小さいサイズとコストで完全性と信頼性を実現させます。 また、無線業界の正確な時刻アプリケーションに最適な解決策です。用途として、E911ポジショニングインフラストラクチャの同期と無線ローカルループの帯域幅の最大化があります。このアーキテクチャは、通信システムでCDMAホールドオーバ動作要件を維持するために現使用のシステムに匹敵します。GNSS信号が利用できない場合に、正確な時刻を出力し続けます。GNSSレシーバで構成され、高額な原子周波数標準と比較できるレベルの高精度時刻情報をご提供します。

仕様

シリアルポート・プロトコル
  • 1ポート・TSIP、NMEA0183
PPS出力
  • CMOS互換、TTLレベル・パルス コネクタ:SMA
GNSS入力
  • SMA
10MHz出力
  • SMA
位置決め
  • SPS、タイミング
捕捉・追尾チャンネル
  • 各24チャンネル
再捕捉感度
  • -150dBm (条件:コールドスタート)
安全性
  • T-RAIM機能搭載
お問合せ先
  • 原田産業株式会社 AIFチーム (TEL)03-3213-8391 (直) 受付時間 平日 9:00~12:00/13:00~17:00 (※弊社の休業日を除く) MAIL :sales-info@haradacorp.co.jp
サポート
  • 平日9:00~17:00内での電話・メールでご質問や不具合等の受付をしております。 お客様にご提供する高精度クロック製品について、原田産業株式会社が、導入後以降も、しっかりと責任を持ってご対応します。

FAQ

FAQ

  • Q

    開発用の環境はどのようになっていますか?

    A

    開発者様のためのスターターキットを用意しております。 以下問い合わせ先です。 原田産業株式会社 AIFチーム (TEL)03-3213-8391 (直) 受付時間 平日 9:00~12:00/13:00~17:00 (※弊社の休業日を除く) MAIL :sales-info@haradacorp.co.jp

  • Q

    発注型番について教えてください。

    A

    95959-00です。

  • Q

    MiniT-GGのNMEAでサポートされているデータタイプは何ですか?

    A

    MiniT-GGでは、$で始まるGGA, GLL, GSA, GSV, RMC, VTC, ZDAをサポートしております。それ以外についてのカスタム対応についてはお問合せください。 一方TS200、GM200などのグランドマスタークロック装置では$で始まるZDAとRMCおよびGPRMCをサポートしております。

  • Q

    E911とは何ですか?

    A

    米連邦通信委員会(FCC)発の米国携帯電話/スマートホンで導入済の緊急通報及び位置情報を提供する技術です。 許容誤差は、半径50m以内とされています。

  • Q

    MiniT-GGの基板の色はなぜ緑なのですか?

    A

    基板はソルダレジストと呼ばれる成分が樹脂と顔料で構成されているものを使用しております。その色は、基板の保護や絶縁のために表面に塗布する顔料の色で決まります。緑である理由は以下で、実は緑色でないといけないということはございません。 ①広く一般的に使用されており流通量が巨大なため、短納期・低価格 ②目になじみがある色で目視検査しやすい ③元々プリント基板は両面とも銅箔付きで酸化反応しやすいという特性があったが、この酸化反応を避けるためにソルダレジストの使用が始まった ④ソルダーレジストは、はんだ付けの際に不必要な箇所に付着することを防止、永久保護膜として防塵、および熱、湿気から回路パターンを保護し、絶縁性を維持する ⑤レジストは紫外線の照射でインクを硬化させる必要があるが、色によって露光特性の違いがある。例えばICパット間隔で緑0.1㎜間隔で作れるが黒色レジストは0.15mm確保が必要で難易度が高いことによりコストアップにつながる。ちなみに黄、赤では0.12mm。間隔ルール未満で製造すると、レジストが剥がれてパットに乗ってしまう危険性がある。