原田産業 
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AIFチーム

特長

高性能ホールドオーバ機能搭載GNSS受信モジュール【ICM SMT 360】は組み込み向け低価格・高性能GNSSモジュールで、NTP機能やPTP機能を実現するための装置にも利用できる超小型GNSSレシーバです。一方、まだIP化されていないシステムで同期を取るために組み込むことで高性能な時刻源として利用することも可能です。GPS他主要衛星に対応しており、1PPS出力のみならず、10MHz出力からホールドオーバー機能、およびT-RAIM機能を搭載しています。

製品種別

  • モジュールタイプと基板タイプ

  • 開発キット

  • 開発環境画面(VTS操作画面例)

仕様

ハイライト
  • ●マルチコンステレーション対応GNSSレシーバー GPS L1、Galileo、Beidou、GLONASS、QZSS ●高精度15ns@1-シグマ ●使用温度範囲:-40℃~+85℃ ●GPS標準プロトコルNMEAサポート ●セキュリティ強化(T-RAIM:不良衛星除外) ●ホールドオーバー機能:<±7us@5min. ●動作電圧3.3VDC、低消費電力:最大0.5W ●1PPS、10MHz出力機能
環境特性
  • 動作温度   -40℃~+85℃ 湿度       5% ~95%(条件:結露なし) ROHS準拠  鉛フリー グリーン対応 ハロゲンフリー ETSI-RED準拠
外観と形状
  • 寸法 19mm x 19mm x 2.54mm (L x W x H) 重量 1.8g
日本国産衛星サポート
  • 準天衛星QZSS(みちびき)サポート
お問合せ先
  • 原田産業株式会社 AIFチーム (TEL)03-3213-8391 (直) 受付時間 平日 9:00~12:00/13:00~17:00 (※弊社の休業日を除く) MAIL :sales-info@haradacorp.co.jp
サポート
  • 平日9:00~17:00内での電話・メールでご質問や不具合等の受付をしております。 お客様にご提供する組み込みGNSS受信モジュールについて、原田産業株式会社が、導入後以降も、しっかりと責任を持ってご対応します。

FAQ

仕様について

  • Q

    1PPSだけ必要で10MHz出力機能が必要ない場合どうすればよいですか?

    A

    同じくProtempis社製のRES SMT 360を推奨します。ICM SMT 360とフォームファクタ―互換ですので基板設計時間の短縮に寄与します。

  • Q

    GPSのL5信号をサポートするには、どうすればよいですか?

    A

    同じくProtempis社製のICM SMT 720を推奨します。ICM SMT 360とフォームファクタ―互換ですので基板設計時間の短縮に寄与します。

  • Q

    NTPをサポートするにはどうすればよいですか?

    A

    以下2つの方法が考えられます。  1.ICM SMT 360を実装し、ソフトウェアを搭載したシステムによりパケットプロセッシングをサポートする方法がございます。その際にNTPをサポートする必要があります。遅延の許容度としては、NTPの場合にはタイムスタンプ挿入の際に通常ソフトウェア処理で間に合います。  2.同じくProtempis社製のTS200はNTP専用のグランドマスタークロック装置になります。こちらの採用を推奨します。

  • Q

    PTPをサポートする場合にはどうすればよいですか?

    A

    以下2つの方法が考えられます。  1.ICM SMT 360を実装し、ソフトウェアを搭載したシステムによりパケットプロセッシングをサポートする方法がございます。その際にPTPをサポートする必要があります。遅延の許容度としては、PTPの場合にはタイムスタンプ挿入の際に通常ソフトウェア処理で間に合わないのでハードウェア、FPGA等によるタイムスタンプ挿入処理を推奨します。  2.同じくProtempis社製のGM200、またはGM330はPTP対応のグランドマスタークロック装置になります。こちらの採用を推奨します。