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AIFチーム

特長

ICM SMT 720は組み込み向けGNSSモジュールで、PTP機能を実現するための装置にも利用できる超小型GNSSレシーバです。1TSNスイッチに内蔵することで30~60TSNスイッチの時刻同期を制御する装置を設計可能です。L1およびL5のデュアルバンドに対応しており、アンチジャミング・アンチスプーフィング機能を搭載しています。

組み込みモジュール製品とキャリアボード製品

  • 製品タイプ

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仕様

性能
  • TCXO ホールドオーバー  :±7us for > 5分              100pps for >24時間 衛星コンステレーション  :GPS L1/L5、GLONASS、BeiDou、Galileo、IRNSS(NavIC) 対応GNSS         :SBAS、QZSS 位置システム       :SPS、タイミング 感度: 追従&ナビ時       :‐166dBm 再捕捉時         :‐160dBm ホットスタート時     : - 157dBm コールドスタート時    : - 148dBm 衛星情報捕捉時間     : 1s (ホットスタート時)              : 30s (コールドスタート時)
外観
  • シリアルポート:2 プロトコル  :TSIP、NMEA 0183 外装     :メタルシールド 外寸(mm)  :W19 x L19 x H2.5 重量     :1.8 g(シールド含む) 電源供給レンジ:3.3VDC ±5% 消費電力   :0.5W(最大)
操作環境
  • 使用温度    :40~85℃ 使用相対湿度  :5~95%RH (条件:結露なし)
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適用アプリケーション事例
  • セキュリティ強化のために、既にGNSSレシーバ搭載アプリケーションのアップグレードが期待できます。 1. グランドマスタークロック装置 本デバイスとFPGAやASSPによるタイムスタンプ生成を行うことによりコストパフォーマンスに優れた高精度なPTPグランドマスタークロック装置が実現できます。 2.防災無線装置 ネットワークで繋ぐことができない機器どおしがUTC衛星信号をもとに同期動作させることができます。 3.放送局の送信所設備機器 PTPなどのイーサネットによる同期を取ることができない場合でもPTPの基準になるGNSS衛星信号を元にタイミングを同期させることができます。 4.高度道路情報システム 5.ルビジウム発信器搭載機器や水晶発振子搭載機器の校正用途 6.変電所監視SCADA用故障点標定装置(Fault Locator) 7.自動走行車両 8.PTP/TSN対応レイヤ2スイッチ 9.ルーター

FAQ

実装条件

  • Q

    リフロー条件

    A

    J-STD-020C準拠:リフローピーク温度245℃

  • Q

    モイスチャーレベル

    A

    MSL4相当

  • Q

    ICM SMT 360との違いは何ですか

    A

    ICM SMT 720はデュアルバンド対応により360シリーズと比べてセキュリティが向上している点です。たとえば、マルチパスに対してもよりいっそう防御性能が向上しております

部品番号

  • Q

    ICM SMT 720

    A

    121228-00

マルチチップモジュール製品について

  • Q

    ICM SMT 720は、ICですか?

    A

    ICM SMT 720は、正確には集積回路部品を複数搭載した超小型基板をパッケージ化したマルチチップモジュールです。

  • Q

    ICM SMT 720は、表面実装タイプの製品ですか?

    A

    はい、ICM SMT 720単体としてはSMT(表面実装)用のチップです。ただし、リフロー時の注意点など、単体のSOCチップ等と比べると注意する点がございます。