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AIFチーム

説明

Shownet:(動態展示) NOC#2 業界初の800G-ZRテスターおよび光スペアナを用いたOSNR感度テストソリューション NOC#N-12(ptp) ①PTPラックに時刻同期グランドマスタークロックGM200を搭載(複数プロファイルの時刻同期信号を1 配信元から ShowNet 内に配信) NOC#N-13(5G) ②ローカル5GラックにPTP対応L2スイッチB201P、PTPテスターを搭載 (製品展示) ③ファシリティ部門:MPO光損失テストセットPXM-LXM MPO Loss、光端面検査器FIP-500・FIP-435B、LANケーブル認証測定器WX-4500、光パルス試験機MAX-720C ④WiFi部門:マルチギガビットテスタWi-Fi EX-10 ⑤伝送部門:800G-ZR/400G OpenZR+テスター・光スペアナ Internet x Media Summit(静態展示) ①時刻同期グランドマスタークロックGM200 ②PTP対応L2スイッチB201P

構成図

  • ShowNet 全体

  • Media over IP特別企画 デモ

  • Interopブース(1)

  • Interopブース(2)

  • Shownet ネットワーク品質検査(ラック下にOSNRテスタ)

  • Shownet PTPライン(GM200)

  • Shownet ローカル5G(Dio B201P)

  • Shownetファシリティ部門使用測定器の展示(1)

  • Shownetファシリティ部門使用測定器の展示(2)

Shownet

ShowNetとは何ですか
  • 会場内に構築されるこのネットワークは、出展社から提供された約2000の製品・サービスと、約700名のエンジニア達が幕張メッセに集結して構築されます。幕張メッセの会場全体をインターネットに接続している実稼働ネットワークで、各種の相互接続実証やチャレンジを実施するプロジェクトです。
今年のテーマは何ですか
  • 「Inter * Network」というテーマで構築します。「*(アスタリスク)」は、ここにどのような単語が入ってもよいことを意味します。 この「*」に該当するのは、例えば「メディア業界におけるIP」のinter-work、「5GやWi-Fiのような無線ネットワークと有線ネットワーク」のinter-work、「企業のビジネスの成長を支えるキャンパスネットワーク」、さらには「宇宙、惑星間のインフラとして」のinter-workのようなものです。 たとえネットワークの用途や目的や課題が違ったとしても、それぞれに最適なネットワークでつなげることができる、柔軟で、高性能で、かつ快適なネットワーク。そういう「ネットワークのモデルケース」となることを目指して、2024年のShowNetを構築していきます。
Media Over IPは何ですか
  • 放送局とShowNetが共創する、未来の放送システムです。 放送を支えるサービスプロバイダー"ShowNet"が誕生し、Network as a Serviceとして、 放送局や中継拠点の接続に必要なネットワークを柔軟に提供します。また、放送システムへ高精度の時刻を一元的に供給します。さらに、 ShowNet史上初、実網を活用した放送局との相互接続が実現します。
今回のGM200の特徴は何ですか
  • 複数プロファイルの時刻同期信号をGM200の1台から ShowNet 内に配信します。ShowNet 内では、Media over IP 以外にも 5G などの取り組みで時刻同期信号が必要で、PTPの時刻ソースを1カ所の配信元に集約し、ShowNet のネットワーク内で時刻同期信号が必要なところに配信するデモを実施します。同期信号の配信元を1つにまとめ、ShowNet のネットワーク内の各受信先でモニタリングする環境も整える点で進展があります。Media over IPと 5G では、必要な時刻の精度は異なります。同じPTP の時刻同期信号でも、求められるプロファイルが異なります。今回、複数のプロファイルを1つの配信元から配信する取り組みを行います。これは昨年のShowNet では行っていなかったことです。各配信先の目的に応じて PTP のグランドマスターを持つ個別の配信元を作るのではなく、ネットワーク内に 1つの配信元を作り、そこから各所に別のプロファイルの時刻同期信号を配信するというPTP網の構成が例年とは異なります。1つの線には1つのプロファイルしか乗せられないため、線的には分かれますが、1つの配信元から各線に別の時刻同期信号を配信する構成です。ほとんどの機器は1つのPTP 時刻同期信号しか送れませんが、GM200は1台から複数の信号を配信できます。つまり、1筐体内でモジュール化されており、各モジュールから各プロファイルに対応したPTPの時刻同期信号が配信されます。
EXFO社の時刻同期はどのようなものですか
  • EXFO社からは、1588PTPおよびSyncEテストのための完全なソリューションを提供しています。具体的にはIEEE1588/SyncE/Wanderテストだけでなく、eCPRI、5G FR1/FR2 OTAテスト、トランシーバのQ&Aテストなどを1台の可搬型テスタに集約できる業界随一のテスターです。
伝送部門ではどのように貢献できましたか
  • NOC#2のテスターラックには、業界初の800G-ZRテスターおよび光スペアナを用いたOSNR感度テストソリューションです。これはDWDMシステム評価に必要不可欠なテストです。
ファシリティ部門ではどのように貢献できましたか
  • Shownetで使用される光ファイバーの事前チェックです。 EXFO社・Softing社の以下測定器を使って、幕張メッセとファイバー保管庫にてファイバーチェックを実施しました。 また、Hotstage(事前構築)でも、同様に使用頂きました ・PXM-LXM : MPO光損失テストキット(シングルモード) ・MAX-730D:OTDR ・FIP-500: 光端面検査器 ・WX-4500:LANケーブル認証測定器 ・シングルモード向け光損失テストキット
Wi-Fi部門ではどのように貢献できましたか
  • EXFO社のEX10を使用して、無線の品質計測を実施しました 催事期間中の定期的なWi-Fi品質計測を3時間程度毎にSTMで実施します。EX10制御用アプリはSTM私物スマートフォンにインストールし、結果は次年度のShowNet設計に活用されます。