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AIFチーム

特長

文部科学省「GIGAスクール構想の実現について」 https://www.mext.go.jp/a_menu/other/index_00001.htm この構想の実現に必要なことが、校内LANの整備です。動画教材を使った授業や遠隔授業なども増え、より高速なネットワークが求められている中、全校生徒が同時にネットを使っても問題ない環境整備が必要です。

校内LAN配線敷設作業にあたり、校内LAN整備のための標準仕様書(文科省 令和2年3月3日発行)には以下のように記述されています。 (3)校内 LAN 構築業務標準仕様書例(以下抜粋) 以下に校内 LAN 構築業務標準仕様書の文例を示す。枠内【解説】を参考にしながら調達仕様書を作成すること。 10.校内 LAN (9)LAN 配線工事 ①ケーブル仕様 ・幹線ルートに関しては、原則 10GE に対応した Cat.6A 以上もしくは光ファイバケーブルの配線を敷設すること (12)試験 ・事前に試験計画書を作成し、本市に承認を得ること。 ・敷設したケーブルにおいて、試験を実施し全て合格であること。 ・試験計画書に従い、試験を実施し、全て合格であること。 ・試験した結果は試験結果報告書として本市に提出すること。

【解説】 試験項目は、仕様書で要求したすべての項目について動作確認が網羅されていることを確認します。仕様書記載どおりの動作ができなければ、瑕疵として補修を求めることができますが、試験していない項目で不具合が起きることがあり、完了の遅れにつながるため、十分な検討を行う必要があります。 また、指定規格の LAN ケーブルを使用していても、コネクタ部分などの施工品質が低いと十分な速度が出ない場合があるため、測定器での検査結果などを試験結果報告書に含めるようにし、品質が確保されていることを確認します。

LANケーブル認証測定の方法

  • 標準(チャネルリンク/パーマネントリンク)

  • ダイレクトアタッチ

  • MPTL

参考

情報配線試験

  • Q

    情報配線試験とは

    A

    ネットワークの高速化によって配線システムが扱う周波数は高くなり、今まで以上に、施工作業によって施工品質及び伝送性能が左右されるようになりました。そのため、配線施工後の試験は重要になります。 ◎ネットワークトラブルの6割を占める“物理層のシステム不良”を発見・確認できる。 ◎責任範囲の切り分けを容易とする(上位層の受け渡しを確実にする)。 ◎敷設されたリンクやチャネルが規定された規格に合致しているか確認できる。 〇システムの品質を定量化できる。 〇複数のベンダ等が関係している場合でも、責任分界できる。 〇システム寿命を延ばすことができる。 〇保守やメンテナンスが容易となる。 〇システムのアップグレードと再構成が容易となる。

  • Q

    規格を使う理由は何ですか

    A

    規格に準じた性能の部材を用い、規格を守り施工すれば、性能が得られるよう規格化されています

  • Q

    ダイレクトアタッチとMPTL試験の違いは何ですか

    A

    パーマネントリンクアダプタとパッチコードアダプタを用意する点では同じです。ダイレクトアタッチ試験では、試験設定でオプションから「直接接触(ダイレクトアタッチ)」を選択した後に試験を実施してください。MPTLの場合、選択規格からMPTLを選択できます。

  • Q

    MPTLの詳細が知りたいです

    A

    当Webサイトのアプリケーションノートに該当項目がありますのでご参照ください。

  • Q

    パッチコードアダプタを知りたいです

    A

    当Webサイトの製品ページをご参照ください https://infocom.haradacorp.co.jp/lantester/wx_ad_pcord

測定器

  • Q

    測定器の定義は何ですか

    A

    規格で決められた周波数までカバーする一定間隔の周波数を、測定したいLAN配線に流し、規定されている項目を測定します。 測定値はテスタ内部の規格値と比較され、自動的に合否判定がなされます。

  • Q

    測定器に求められる条件(測定確度)は何ですか

    A

    Cat5e、Cat6、Cat6Aの認証試験には次の条件が必要です ISO/IEC 61935-1より抜粋:レベルⅢe以上の測定器が必要 5 Field test measurement requirements for electrical properties 5.1 Introduction This clause applies to field test specifications for post-installation performance measurements of installed cabling designed in accordance with ISO/IEC 11801 (or equivalent). The information contained in this clause uses the links defined in ISO/IEC 11801 (or equivalent), and specifies parameters for field testers, test methods and interpretations of test results, leading to a practical solution to the issues related to field testing. Classes of twisted pair cabling links referred to herein correspond with those described in ISO/IEC 11801 (or equivalent). Field test equipment is classified by performance level. Currently Levels I, II, IIE, III, IIIe and IV are used in the industry. This clause specifies requirements for field test equipment used to certify class D, E, EA, F and FA cabling as defined in ISO/IEC 11801. • Level IIE test equipment or better is required to test class D cabling; • Level III test equipment or better is required to test class E cabling; • Level IIIe test equipment or better is required to test class EA cabling; • Level IV test equipment or better is required to test class F and FA cabling. This clause specifies in detail ワイヤーエキスパートは第三者機関であるIntertek ETLよりLevel Ⅲeの測定確度を持っている事を認定されています。

  • Q

    測定器の指定

    A

    先述の通り、測定器のメーカー指定はございません。本来、国の機関である文科省によるプロジェクトであり、対象が学校である限り、一測定器メーカーの指定があることはあってはならないと、弊社では考えております。 本筋として、測定器に求められていることは、 上記測定確度であり、それを満たすものであれば、どの測定器メーカーでも、なんら問題ないと考えております。 よって、測定器メーカーの指定がある場合、その指定理由を、公平かつ論理的なものであるかどうかを確認する必要があります。

規格

  • Q

    Categoryとは何ですか

    A

    TIAが定義している、部材の性能:カテゴリ(Categories)水平配線、パッチコード、コネクタ、配線盤、JBOX他の性能です。

  • Q

    TIAとは何ですか

    A

    TIA:Telecommunications Industry Association(米国電気通信工業会)です。高速通信ネットワークを可能にする次世代の通信技術革新を推進する300以上の企業が参加し、米国や国際擁護、技術プログラム、規格開発および業績ソリューションにおいてリーダーシップを発揮することで、TIAとそのメンバーはあらゆる産業と市場に対するグローバルなコネクティビティを推進しています。

  • Q

    Cat6Aの認証試験測定項目は何ですか

    A

    ワイヤマップ、ケーブル長、 伝播遅滞、伝播遅滞時間差、 Return loss(反射減衰量) NEXT(近端漏話減衰量) PS NEXT(電力和近端漏話減衰量) ACR-F(減衰対遠端漏話比) PS ANEXT(電力和エイリアン近端漏話減衰量) PS AACR-F(電力和エイリアンACRF) 上記を配線完了後に行い、測定します。

  • Q

    JIS X5150「構内情報配線システム」とは何ですか

    A

    情報配線システムの国際規格であるISO/IEC 11801を翻訳 し、技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格です。

  • Q

    JIS X 5150の認証試験測定項目は何ですか

    A

    伝送品質測定は次の通りです。なお、TIA Cat.6A相当を求める場合、クラスEAレベルが必要です 適用範囲 ・単一又は複数のビルから構成される構内で使用する情報配線 システムについて規定 ・音声、データ、テキスト、イメージ、ビデオなどの広範囲のサービスを使用できる配線 ・平衡配線及び光ファイバ配線について適用 規定事項 ・情報配線システムの構造及び最小構成 ・通信アウトレット(TO)のインタフェース ・個々の配線リンク及びチャネルに対する性能要件 ・施工要件及び任意選択要件(オプション) ・規格で規定した最大距離に対して要求される配線構成要素に対する性能要件 情報配線システム標準化委員会JEITA 構内情報配線システムJIS X5150(ISO/IEC11810)最新規格と注意点より抜粋) 性能要件 ワイヤマップ、ケーブル長、直流ループ抵抗、伝播遅滞、伝播遅滞時間差、 反射減衰量、近端漏話減衰量(NEXT) PS NEXT(電力和近端漏話減衰量) ACR-N、PS ACR-N、PS ACR-F ※PS ANEXT、PS ANEXT avg、PS AACR-F、PSAACR-F avgはクラスEA、FAのみ) 上記を配線完了後に行い、測定します。

測定確度

  • Q

    測定確度の認定を詳しく教えてください

    A

    2012年、世界最大の試験認証機関:INTERTEKのElectrical (電気・電子機器)部門が、ANSI/TIA-1152のLevel IIIe とIEC 61935-1 Levels IIIe、IV での測定確度を認定しました。