原田産業 
通信・鉄道インフラ向けサイト

AIFチーム

特長

アクタイム360はGNSSレシーバ内蔵のマルチGNSS対応スマートアンテナです。物理インターフェースはイーサネットではなくRS422シリアルインターフェースを使用し、AWG22シリアルケーブルにより1km伝送が可能(理論上)です。NMEAまたはTSIPプロトコルで正確な衛星時刻データを受信できます。

   【プロテンピス社製スマートアンテナが選ばれる4つの理由】 「業界の専門知識」プロテンピス社のTrimble時代から蓄積したテクノロジは、40 年以上にわたって GNSS の進歩の最前線に立っており、他のどの企業よりも多くの GNSS 関連の特許、製品、および人材を保有しています。 「実証済みの信頼性」Trimble時代から継承されたGPS/GNSS同期クロック製品は、精度と信頼性の優れた記録を確立しており、平均故障間隔(MTBF)は1,000,000時間をはるかに超えています。この試練に耐えられた製品だけが評判を危険にさらすことから回避できます。 「最高の総合的価値」 -パフォーマンスと価格: 価格は重要です。パフォーマンスは非常に重要です。Trimble時代から続くプロテンピス社の タイミング製品は、業界で最高の価格対性能比を一貫して提供します。 「顧客中心主義」Trimble時代から継承された企業文化は、お客様の信頼と満足を最優先に考えています。彼らは、原田産業とともに、顧客と有意義で長期的な関係を築いています。

仕様

ハイライト
  • ●マルチコンステレーション対応GNSSアンテナ ・GPS、GLONASS、Galileo、Beidou、準天QZSS対応 ・400FT(120m)ケーブル長サポート(AWG22で最大1000m) ●RS422インターフェース:NMEAもしくはTSIPプロトコルサポート   1秒あたり1パルス出力(PPS)または2秒あたり1パルス出力(PP2S) ●標準オペレーションで15ナノ秒(1シグマ)以内にUTCに同期 ●優れた感度   -トラッキング-160dBm -取得-145dBm ●動作に必要な消費電力最大1W(typical:0.6w 50mA@12V) ●堅牢で屋外常設用に最適 ・マルチパスに対する堅牢な防御を実現 ●使用温度範囲:-40℃~+85℃
インターフェース
  • ■インターフェイス特性 シリアルポート RS422デュアルポート:構成設定・監視機能用 ポートプロトコル TSIP v1.1、NMEA0183 v4.11 ポート全ては、9.6〜921.6kbpsのボーレートに対応。 8データビット; E、O、またはパリティなし ポジショニング SPS タイミング 1PPS、1PP2S タイミング出力 プログラマブル:1 PPS(15ns)/PP2S 時刻タグ出力(ZDAメッセージ): 100ms~500ms以内
特長
  • ■電気特性 電源 +5VDC ~+36VDC(逆極性防止) ※電圧:最大ケーブル長減少(+5VDC~+36DC 推奨24DC) 消費電力 <1W ■環境特性 動作温度   -40℃~+85℃ 動作湿度   5~95%RH(結露なし60℃) 材質:鉛フリー、ハロゲンフリー UL94‐V0、ETSI-RED準拠 保管温度   -55℃~+105℃ 防塵・防湿性能    IP67 耐サージ性能:IEC-61000-4-5準拠 EMC      CE, FCC Class B ■外観と形状 寸法 95mm x 72.5mm 重量 154g 接続   2ピン(耐水)
お問合せ先
  • 原田産業株式会社 AIFチーム (TEL)03-3213-8391 (直) 受付時間 平日 9:00~12:00/13:00~17:00 (※弊社の休業日を除く) MAIL :sales-info@haradacorp.co.jp
適用アプリケーション事例
  • 1.非公開NTPサーバー RS422/RS485接続でケーブルをつなぎます。UNIXなどのOS上でGPSデーモン(gpsd 注)を起動することにより、公開回線を使用しないNTPサーバーが構築できます。 2.道路信号機間の同期設備用 3.鉄道信号機間の同期設備用 4.各種インフラシステム 5.防災機器(ネットワーク断線障害時に各機器の同期を確保) 注)gpsdの主な機能 データ管理: GPSやGNSSデバイスからのデータを収集し、クライアントに提供します。 クライアントサポート: cgps、xgps、gpsmonなど、多くのクライアントがgpsdと通信してデータを利用します。 リアルタイムモニタリング: gpsmonなどのツールを使用して、リアルタイムでGPSパケットを監視・制御できます。

FAQ

バレット360Tアンテナとの違い

  • Q

    出力

    A

    バレット360Tは、出力が衛星から来た情報をそのままRF信号に乗せているだけで、TOD・1PPS・10MHz生成はGNSS受信機側で行う必要があります。 アクタイムアンテナは、上記の情報(注:10MHzは出力しません)はアンテナ内部で生成済、出力がデジタルになります。

  • Q

    使用ケーブル

    A

    上記理由から、バレット360T・アクタイムアンテナでは、繋げられるケーブルも違います。 バレット360Tと繋げるケーブルは一般的にRFケーブルと呼ばれますが、アクタイムアンテナに接続されるケーブルはRS422などのデジタル信号を通すケーブルです。アクタイムアンテナ用のケーブルはプロテンピス社製品として販売しております。 バレット360Tは、RG58やLMR400などのRFケーブルです。 アクタイムアンテナは、シリアルRS通信用のケーブル(デジタル)です。

  • Q

    使用方法

    A

    バレット360Tは、単独でのご使用は不可能です。 アクタイムアンテナは、RS422またはコネクタ変換後のRS485のコネクタがついている産業用ワークステーションなどに 繋げれば、すぐに使用できます。

技術

  • Q

    雪の付着や積雪の影響はありますか

    A

    サプライヤの見解では、北欧のお客様でも相当数の実績がある一方で過去に降雪で問題になった事例はないとのことです。